パパ魂(Twitter@Daddy_soul11)です。
難関資格試験「一級建築士試験」を受験するというのは、相当たる覚悟が必要ですし、色々と犠牲にすることもたくさんありますよね。
僕の場合、自分の趣味だけでなく家族の時間も犠牲にして毎日、一生懸命に取り組んできました。
受験1年目は独学で臨んだものの、学科試験の結果はマークミスで1点足りず、不合格。
マークミスしていなければ、合格。
たった1点でこんなに運命が変わるものなのか!?
人生の中で一番悔しかった出来事であり、とてもショックでした。
受験2年目は資格学校に通いましたが、不合格した後、資格学校の講義が始まるまでどのように過ごしたのか。
学科試験リベンジに向けてどのように気持ちを切り替えたのか。
本記事で詳しくお話していきたいと思います。
個人体験談になりますが、受験生の皆様にとって何か感じるような記事内容になれば幸いです。
本記事で伝えたいこと
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- 不合格後の気持ちの切り替えはお早めに!
- 受験を決意した気持ちを思い出して!
- 大切な人・家族への感謝をお忘れなく!
本記事を読んでほしい人
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- 「一級建築士試験」学科試験を受ける方
「学科試験」不合格した日
2018年9月4日(火)、学科試験の合格発表日。
自分の受験番号が無く、不合格。
職場の周りからは騒がられるわ、先輩からは小馬鹿にされるわ、全く仕事にならないので早退させられる始末。
その日は身も心も枯れてしまいました。笑
帰路に就く中、真っ先に思ったこと。
妻になんて言えばいいのだろうか・・・。
製図勉強の間はずっと家のことも育児も妻に任せっきり。
妻が大変な時に製図勉強をさせてもらっていたのに不合格の結果なんて言いづらいですし、とても顔向けできません。
家に着いて恐る恐る、妻に報告すると…
妻「あと1点〜!惜しいね。悔しかったよね。でも独学でここまでやれたんだから凄いよ!とりあえずゆっくり休んでね。」
僕のことを労う優しい言葉でした。
申し訳ない、罪悪感に包まれていた僕にとって妻にかけられた言葉にとても救われました。
そして受験のプレッシャーから解放されたのか、安堵して子どもたちの顔を見たら、なぜか涙がブワッと出てきたんですよね。
それほど家族に支えられていたんだなぁと改めて思いました。
リセット!気持ちの切り替え
学科試験リベンジに向けて気持ちを切り替えていきます。
初心にかえる
学科試験に落ちたその日は夜あまり眠れず、物思いにふけっていました。
何のために「一級建築士」を目指すのだろう?
何で「一級建築士試験」を受けるんだっけ?
そんなときに「一級建築士試験」受験を決意したキッカケを思い出したのです。
自分のため、家族のために受験を決意したのではないのか!
「覚悟」した上で受験を「決意」したのだから、最後まで諦めずに挑戦を続けるべきではないのか!
独学で合格レベルまで行けたのだから、まだまだやれる!
と無理やり、気持ちを切り替えたという感じなのかな。
悔しい気持ちを絶対忘れない!
1年間、家族との時間を犠牲にして人生をかけて本気で臨んだ、受験1年目。
しかし、結果はマークミス1点差で不合格。
人生の中で一番悔しい思いを味わったのですから、この気持ちを絶対忘れてはいけない!と自分に強く言い聞かせました。
そして受験2年目はぶっちぎりで学科試験を仕留めてやる!
また、この気持ちを忘れないように不合格通知ハガキのコピーをトイレの壁に貼りました。
もはや朝のルーティンでした。笑
このようにモチベーションを維持することも工夫の1つですよね。
学科試験リベンジに向けてリスタート!
これまで勉強してきたことを無駄にしない!
学科試験に落ちたからと言ってずっと休んでいると、せっかく覚えた知識がどんどん抜けていきます。
1年近くも時間をかけて勉強を続けてきたのですから、このまま維持していかないと勿体ないですよね。
来年リベンジする!また学科試験を受ける!と決めたからにはすぐ勉強を再開するべきです。
不合格の翌日から学科の勉強再開!
ということで早速、不合格の翌日(9月5日)から学科試験リベンジに向けて勉強再開しました。
基本に戻って「法規」の勉強からリスタートです。
開講まで土日は勉強しない!
資格学校の講義が始まるまで2ヶ月間、時間がありました。
1週間で1年分の過去問を解くと決めて1日1〜2時間、平日だけ勉強する、土日は完全に休む・家族との時間を楽しむ!と決めました。
- 1週間で1年間分の過去問を解く
- 1日1〜2時間
- 平日だけ勉強する
- 土日は完全に休む・家族との時間を楽しむ!
9月
10月
11月
平日の通勤時間だけ勉強しました。
休養・リフレッシュの時間も必要なので平日の5日間で過去問を5科目解いて、土日は勉強をしない、しっかり休むことでメリハリをつけました。
大切な人・家族に感謝を!
友人、恋人や大切な人との時間を割いて勉強する日々を過ごすわけです。
特に家庭持ちの方は、家族の理解、協力があっての試験勉強だと思います。
僕もそうでした。
受験2年目の勉強が本格的に始まったらまた、家族との時間がほとんど無くなります。
なので資格学校の講義が始まるまで土日は全て家族の時間として充てました。
動物園に行ったり、アスレチックパークで一緒に遊んだり、毎週のように公園に連れて行ったり。
ディズニーランドにも連れて行ってあげたり。
傷心旅行…ではないですが。笑
海外旅行にも行きました。
こうして資格学校の講義が始まるまで毎週、家族との時間を思う存分、楽しみました。
心身ともに十分、リフレッシュできた状態で学科リベンジに向けて受験2年目に突入です。
まとめ
- 不合格後の気持ちの切り替えはお早めに!
- 受験を決意した気持ちを思い出して!
- 大切な人・家族への感謝をお忘れなく!
必死に勉強してきたのに学科試験に不合格ってとて辛いですよね。
僕も受験1年目、マークミスで不合格になったときは本当に何もかも嫌になり、勉強したくない気持ちでした。
ですが、人生をかけてここまで必死に取り組んできたのでどうしても諦めたくなかった。
自分のため、家族のためにも一級建築士になる!その思い入れは人一倍、強かったと思います。
学科試験に不合格した後、すぐ切り替えて勉強再開したからこそ、受験2年目は合格を摘み取ることができたのです。
去年の学科試験で残念な結果となった方は今年の学科試験に向けて一生懸命に勉強していると思います。
絶対、合格する!
あの悔しい気持ちを絶対忘れない!
当時の気持ちを絶対忘れないでください。
また、初受験される方も今は勉強が辛いと思いますが、この経験は間違いなく今後の人生の糧となりますので諦めずに最後まで頑張ってほしいと思います。
応援しています!