パパ魂です。本日も勉強お疲れさまです。
3月に入りましたね。
試験元HPに「令和4年 一級建築士試験 日程」がアップされましたね。
【受験生必見!】
令和4年 一級建築士試験の日程が発表されました。
学科試験は今年から例年通り7月の第4日曜に実施ですね。
昨年同様、申込・受験票に関しては要注意です!【注意その1】
受験申込はインターネットのみ!【注意その2】
受験票をマイページからダウンロードする!#一級建築士試験 pic.twitter.com/5s4YU6YkIH— パパ魂@一級建築士|投資・ブログ (@Daddy_soul11) March 1, 2022
去年までは東京オリンピック期間を考慮し、2週間前倒しで学科試験が実施されましたが、今年からは例年通りに戻るようです。
学科試験を受ける人は全員同じ条件です。まずは学科突破に向けて頑張りましょうね。
さて、本題に入ります。
本試験まで残り5ヶ月を切りました。
3月、この時期の勉強内容ってとても大事なんです。
この時期に間違った勉強を進めていると「一級建築士」学科試験直前に手遅れになりやすいんですよね。
そこで本記事では、『3月の勉強時間と勉強内容』を紹介します。
この時期に気をつけるべきこと、など詳しく触れていきたいと思います。
本記事の内容に関しては「一級建築士試験」学科試験に合格した人の勉強記録、という位置づけでお読みいただければ幸いです。
本記事で伝えたいこと
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- 3月に気をつけるべきこと
- 3月の勉強時間と勉強内容
- メリハリをつけて勉強しよう!
本記事を読んでほしい人
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- 3月の勉強で何をやれば良いのか分からない
- 勉強の時間配分(ペース)が知りたい
- 合格者の勉強時間と勉強内容が知りたい
3月に気をつけるべきこと
まず、最初にこれまでの勉強内容を振り返ってみましょう。
学科試験当日に焦点を当てて計画的に進められていますか?
次のような勉強をやっていませんか?
- 計画:建築作品を一生懸命覚えようとしている
- 環境設備:難しい計算問題を繰り返し解いている
- 法規:苦手だから後回し、法令集を全く触っていない
- 構造:力学の計算問題が苦手だから後回し、全く手につけていない
- 施工:覚えられない、理解できないから後回しにしている
上記に1つでも当てはまる方は一度、自分の勉強内容を見直した方が良いかもしれません。
ここで見直さないと学科試験前に手遅れになる可能性が高いので気をつけていただきたいところです。
計画
用語、細かな数字(階段、手すり等)、全て完璧に覚えましたか?
「建築作品集」はこの時期に勉強するものではありません。
他の科目も含めて完璧に攻略した上でやることが無ければ、今やっても良いでしょう。
ですが、「計画」の建築作品は15年分の過去出題分を完璧に覚えるだけで十分です。
環境設備
計算問題で特に採光、照明、換気関連の難しい計算問題は毎年出題されるとは限りません。
何回も解いてもどうしても理解できないのであれば、思い切って捨ててしまうのも必要かなと思います。
たった1つの問題に労力をかけるのが勿体ないです。
科目全体を満遍なく勉強するように意識してください。
法規
「一級建築士試験」学科試験において最も重要な科目です。
確実に点数が取れる一方、勉強時間がたくさん必要な科目ですので去年の年末までにある程度、仕上げて頂きたいものです。
3月の時点でまだ攻略できていないのであれば、かなりヤバいです!
本試験で最低でも8割、できれば25点以上は獲らないと学科試験合格は厳しいと思います。
まずは「法規」を最優先でいち早く仕上げてください!
法規の勉強方法についてはこちら。
-
一級建築士試験|これで法規攻略できる!オススメの勉強方法〈法規編〉
続きを見る
構造
構造力学の計算問題は、何度も手を動かしながら繰り返し解く必要があります。
どうしても理解できない!という方は、本田氏の参考書を見てみると良いと思います。
解法パターンについて詳しく説明されており、分かりやすい内容になっていますので構造力学が苦手な方にはオススメです。
施工
「施工」も「法規」同様、確実に点数が取れる一方、攻略するまでかなり時間がかかる科目です。
現場に出ていない人にとっては、とても苦労する科目だと思います。
僕も当時、あまり現場に出ていなかったのでかなり苦労しました。
現物を見ていないとなかなか理解できませんし、暗記するのも大変ですので絶対後回しにしないことです。
法規の次にさっさと仕上げてしまいましょう!
今はYouTube等で検索すれば、参考事例がたくさんでてきますのでスキマ時間に動画を見るように意識しましょう。
どうしてもイメージが掴みにくいのであれば、原口氏の参考書もオススメです。
「一級建築士試験」学科試験までの勉強スケジュール
スケジュールを確認してみましょう。
以下、ビリケツくん推奨の勉強スケジュールです。ビリケツくんの勉強会を通して参考にしたものです。
- 年末までに「法規」「施工」を攻略
- 2月末までに「計画」「環境設備」を攻略
- GW明けまでに「構造」を攻略
- GW明けから「過去問題集チャレンジ7」で試験形式の勉強を始めて時間配分を掴む
- 本試験直前の1ヶ月間で過去問15年分を全て解き直す
詳しくは下記の記事で紹介しています。
-
一級建築士試験|これなら学科試験に合格できる!オススメの勉強方法【令和5年度版(2023年受験)】
続きを見る
留意事項
上記の記事内容は師匠ビリケツくんから教わった勉強方法であり、独学で受験する方の内容になっております。
僕の場合、学科2年目は資格学校に通ったため、学校のカリキュラム都合上、記事の勉強スケジュールと異なりますが、自習で古い過去問を1科目ずつ繰り返し解きました。
そのため、本記事の内容と矛盾している部分がありますが、その点に関してはご容赦ください。
2月末までに4科目を攻略した上で「構造」科目の勉強に着手できれば、スケジュールとしては完璧ですね。
スケジュール通り、進んでいる方はこの調子で「構造」を仕上げてください!
もちろん、復習も欠かさず行ってくださいね。
3月の勉強スケジュール
平日
勉強時間 | |
通勤中(電車) | 50分 |
始業前(会社) | 90分 |
昼休み(会社) | 20分 |
帰宅中(電車) | 50分 |
合計 | 210分(3時間30分) |
平日の勉強スケジュールです。
2月の勉強時間(平日)は平均3時間ほどでしたが、3月からは少しずつ勉強時間を増やしていきました。
平日は通勤時間を活用したり、始業前に集中して取り組みました。
夜、家の中では一切勉強をしませんでした。メリハリを付けることが大事です!!
土曜日・祝日
土曜日・祝日は1週間の総復習や、足りない部分のリカバリです。
2月よりも少し勉強時間を増やしましたが、あまり無理せず休息時間もきちんと確保していました。
余力があれば翌日の講義に向けて予習する、といった感じでしたね。
休日もメリハリをつけながら、勉強のモチベーションを維持することも大事なポイントです。
3月の勉強時間は?
Studyplus(通称:スタプラ)というスマホアプリで記録していましたので学習状況を深堀りしてみます!
※本試験まで月々の勉強時間については上記記事を参照ください。
3月の勉強時間は【138時間34分】
※勉強時間は講義・模擬試験を含む
週単位
週単位の勉強時間です。
講義時間を除いて1週間あたり25〜30時間ほどですね。
1日単位
1日の勉強時間です。
1週目
1週目は、講義時間を含めて30時間超。
この週は構造計算を中心に取り組みながら、4科目の過去問も取り組んでいます。
バランス良く復習していると思います。
2週目
2週目は5科目全ての過去問に取り組んでおり、しっかりと復習時間も確保できていたと思います。
3週目
3週目はちょっと勉強時間に波がありますね。。
年度末で繁忙期でもありましたので平日の勉強時間を確保するのに苦労していたのを覚えています。
それでもしっかりと4科目の過去問に取り組んでいますね。
4週目
4週目は、祝日を挟んでいましたので講義時間を含めて37時間ほど。
総合資格学院のオープン模擬試験(無料)がありましたので時間配分の感覚を取り戻すために受けました。
過去問中心の問題ばかりでしたので結果は110点以上だったと思います。
・過去問の取りこぼしは無いか?
・現状で理解できていないところはどこか?
現状の理解状況を把握するには良い機会だと思いますので模擬試験の開催予定があれば、独学の方は受けておくことをオススメします。
模擬試験の分析はちゃんとしましょう。(何が足りないのか?苦手分野はどれか?)
ただし、過去問を解くことが大事なので模擬試験の復習はやり過ぎないように気をつけましょう。
5週目
3月最後の週は5科目の過去問をバランス良く取り組んで言いますね。
過去問を解いて終わりではなく、理解状況に応じて繰り返し復習を続けていくことが大事です!
GW明けまでに「構造」を完璧に仕上げることが目標だったので「構造」の過去問をたくさん解いていました。
まとめ
- これまでの勉強内容を振り返ってみましょう
- 間違った勉強をしていませんか?
- 模擬試験を受けてみよう!
- 理解状況に応じて繰り返し復習を続けよう!
3月、年度末で繁忙期でもありますので受験生の皆様にとってこの時期の勉強はとても大変ですよね。。
僕もこの時期は忙しすぎて勉強することも辛かったのを覚えています・・・
だからこそ、平日は一生懸命頑張って土曜日はご褒美としてしっかり休息を取る!
メリハリをつけながら、勉強していきましょうね。
応援しています!