どうも、パパ魂(Twitter@Daddy_soul11)です。
「一級建築士試験」の二次試験、設計製図の試験。
この過酷な製図試験に勝つためには、自分に合った道具を揃えた上で繰り返し練習を行う必要があります。
そのためにも最初の道具選びが重要です。
ですが、製図道具と言っても種類がたくさんありますよね。
- 初受験生なので何を用意すれば良いのか分からない
- おすすめの製図道具ってどれ?
- 図面精度・作図スピードアップするためにはどれが良いの?
悩みますね。。
僕も最初、どの道具が良いのか分かりませんでしたし、色々買ってみて試しました。
こちらが製図試験までに試した製図道具です!(実際は写真よりもたくさん買っています笑)
自分に合ったり、合わなかったり、とあれこれ試行錯誤しながら製図道具を選定しました。
そこで本記事では、僕が実際に試験で使用した製図道具、おすすめポイントや注意点、コレがあると便利なアイテムについてもご紹介します。
本記事が道具購入の参考になれば幸いです。
本記事で伝えたいこと
- おすすめの製図道具
- 道具のおすすめポイント・注意点
- あると便利なアイテム
本記事を読んでほしい人
- 製図試験を受ける方
- 初受験生でどの製図道具を買えば良いのかわからない方
- おすすめの製図道具が知りたい方
本記事の信ぴょう性
- 令和元年「一級建築士試験」製図試験 ストレート合格!
お断り・注意事項
本記事でご紹介する道具に関しては、現在(投稿時点)使用できるものですが、必ず試験元ホームページ「b 携行できるもの」で使用可否を確認してください。
また、試験会場(試験監督)によっては本試験当日に使用禁止されることもありますので代替品を用意しておくことをおすすめします。
不安であれば、試験元にお問い合わせください。
製図試験のおすすめ道具|コレだけは絶対に揃えておきたい!
僕がおすすめする道具です。
- 平行定規(製図板)
- 道具収納ボックス・タワーペンスタンド
- 製図用シャープペン
- ソフトグリップ
- シャープペン替芯
- 消しゴム
- バンコ 三角定規45°テンプレートプラス
- 三角定規
- コンパス・円テンプレート
- 勾配定規
- 製図用ブラシ(刷毛)
- ドラフティングテープ
- 電卓
- ストップウォッチ
- ヘキサスケール
- 蛍光ペン(ノック式)
- フリクションボールノック・カラーズ
順に説明していきます。
平行定規(製図板):レモン画翠
定規が付いている製図板、製図試験において欠かせない道具の1つです。
コスパを重視するなら、レモン画翠オリジナル平行定規「MP-400LG Ⅱ」がおすすめです!
おすすめポイント
- 重量「2.5Kg」で軽い!
- 高機能!基線合わせができる「クラッチレバー機構」「レバー式ブレーキ機構」
- コスパ最高!
図面の基線合わせができる「クラッチレバー機構」、スケールバーを止める「ブレーキ機構」が付いており、価格も2万円台と高機能製図板としては安い方なのでおすすめです。
機能性だけでなく、デザイン性も求めるなら、ムトーライナーボード(UM-06N8)あたりが良いですね。
重量2.8Kgとそれほど重くなく、黒を基調としたデザインはスタイリッシュでカッコいいですが、価格はちょっと高めです。
合格した後、メルカリ等で売るなら、コチラのほうがリセールバリューは高いかなと思います。
注意ポイント
平行定規は必ず新品を購入しましょう。
平行定規は壊れやすい上、毎週の講義で持ち運びもありますので中古品の場合、すぐ壊れる可能性があります。
本試験中に壊れてしまうなんて最悪な事態もあり得ますので平行定規は新品を購入した方が無難です。
道具収納ボックス・タワーペンスタンド
(なぜか写真がコレしか無かった…)
試験会場によっては机のスペースが限られている場合があります。その状況で全ての製図道具を机上に並べて置くことは無理です。
また、効率よく道具を持ち替えたり、たくさんの製図道具を収納するためにも収納ボックスを用意しておくことをおすすめします。
収納ボックス(ファイルケース)はダイソーなどの百均にある安いものでOK。
僕の場合、百均に良さそうな収納ボックスがありませんでしたので無印良品で買いました。
- ファイルボックス
- ペンシルスタンド
- タワーペンスタンド
ファイルボックスの前面を切り取ってタワーペンスタンドを固定、2つのペンシルスタンドをファイルボックス内に。
ファイルボックスの横サイドには電卓やテンプレートなどを置く。
こんな感じで道具の置き場所を固定しました。
ペンシルスタンドの使い方
2つのペンシルスタンドを使って製図用ブラシやコンパスを、もう1つはフリクションペンや蛍光ペンなど、エスキス用の道具を入れていました。
タワーペンスタンドの使い方
(上から) | 作図段階 |
1段目 | 基準線・外形線 |
2段目 | メイン |
3段目 | 記述・植栽 |
4段目 | 消しゴム(予備) |
作図段階に合わせてシャープペンの収納場所を決めました。
道具の収納場所を決めておき、道具の持ち替えタイミング等をマニュアル化することで勝手に身体が覚えてくれますよ。
作図段階ごとに使用するシャープペンについては次項で説明します。
製図用シャープペン
一般のシャープペンではなく、製図用のシャープペンを使用します。
最初はぺんてるシャープペンのグラフ1000 フォープロに統一して使っていたのですが、他のシャープペンも色々試してみて最終的に以下のシャープペンに落ち着きました。
作図段階 | 芯の太さ | 製品名 |
1.基準線 | 0.3 mm | ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ |
2.外形線(柱・外壁・断面図の外形) | 0.7 mm | ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ |
3.メイン | 0.5 mm | ぺんてる シャープペン スマッシュ |
4.計画要点の記述・室名・補足記入 | 0.5 mm | 三菱鉛筆 シャープペン クルトガ ローレット |
5.植栽・影 | 1.3 mm | ぺんてる シャープペン マークシートシャープ |
1本のシャープペンで太さを調整しながら描く方法もありますが、長時間の作図でそこまで器用に調整するのは疲れるので作図段階ごとにシャープペンを持ち替える戦略で臨みました。
タワーペンスタンドでシャープペンの収納場所を決め、シャープペンの持ち替えをマニュアル化することで”早く”、”綺麗”な図面が描けるようになります。
1.基準線(0.3mm):ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ
最初の作図段階、基準線(補助線)を描くときに使用します。
かなり細い線が描けますし、補助線が目立ちませんのでおすすめです。
2.外形線(0.7mm):ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ
柱・外壁・断面図の外形、建築物の断面線がはっきりわかるように0.7mmの太さで描きます。
最初は、柱を0.9mmのシャープペンで描いていたのですが、柱を描く時だけ筆圧を強めにすることで太く描くことができますので途中から0.7mmのシャープペンに絞りました。
筆圧が弱く、0.7mmのシャープペンで柱の印象が薄いかなぁと感じたら、以下の0.9mmを試してみてください。
3.メイン(0.5mm):ぺんてる シャープペン スマッシュ
メイン〈内壁・階段・EV・WC・什器・断面・外構〉の作図段階では、ぺんてる スマッシュを使用しました。
個人的には製図用シャープペンの中でスマッシュが一番、書き心地が良すぎてお気に入りでした。
こちらのグラフ1000 フォープロも良かったのですが、最も描きやすいスマッシュに絞りました。
4.計画要点の記述・室名・補足記入(0.5mm):三菱鉛筆 シャープペン クルトガ ローレット
文字記入用のシャープペンは三菱鉛筆のクルトガを使用。
文字を書くたびに芯の回転機構がクルっと回る仕組みになっており、常に芯先の形状がトガッているので均一の太さで文字を書き続けることができます。
[出所:三菱鉛筆「KURU TOGA」商品ページ]
最初はスマッシュで文字を書いていたのですが、記述のときに文字の太さがだんだん太くなってきて印象が悪いと講師に指摘されました。
遠くから見てみると確かに細い文字からだんだん太くなってきて読みにくいなぁと。
シャープペンを回しながら書けば、一定の太さで書けるかもしれませんが、本試験のように極度の緊張状態でそこまで気を配るのは無理です。
記述の印象(読みやすさ)を重視してクルトガに切り替えました。
5.植栽・影(1.3mm):ぺんてる シャープペン マークシートシャープ
最後の作図段階で植栽を表現するときに1.3mmのマークシートシャープで仕上げました。
三菱鉛筆のフィールド2.0mmも試しましたが、太すぎて植栽の表現バランスが崩れるので1.3mmにしました。
ソフトグリップ
シャープペンにはソフトグリップを装着します。
作図練習で何枚も図面を描き続ける中、親指の腹、人差し指の付け根部分がかなり痛くなります。
ソフトグリップを付けることで痛みが和らぐので是非、試してみてください。
備考
グリップの装着が結構大変です。なかなか入らないです。。
グリップの縁を引っ張りながらシャープペンを回してみるなど、工夫しながら根気よくハメてください(^_^;)
シャープペン替芯
図面精度を高めるためにはシャープペン替芯の濃さも重要ポイントです。
僕が決めた作図段階ごとの芯の濃さです。
作図段階 | 芯の太さ | 濃さ | 製品名 |
1.基準線 | 0.3 mm | HB | 三菱鉛筆 Hi-uni |
2.外形線(柱・外壁・断面図の外形) | 0.7 mm | 2B | 三菱鉛筆 uniナノダイヤ |
3.メイン | 0.5 mm | B | 三菱鉛筆 Hi-uni |
4.記述・室名・補足記入 | 0.5 mm | 2B | 三菱鉛筆 Hi-uni |
5.植栽・影 | 1.3 mm | HB | ぺんてる マークシート |
メモ:硬度表示
シャープペンの芯の種類については、H(HARD)とB(BLACK)で表示され)、「H」の数が多いほど硬度が高く濃度が薄くなり、「B」の数が多いほど軟らかい、濃いことを示しています。
出所:PILOT「シャープペンシル芯の種類」
替芯は、三菱鉛筆のHi-uni(ハイユニ)が超絶おすすめです。
滑らかに描(書)けますし、濃度が高いので図面にメリハリが付いて見栄えが良くなります。
芯の材料となる黒鉛と粘土に不純物が少なく、均一な材料を使っているので黒く、折れにくい仕様になっています。
その分、価格は高いですが、費用対効果は抜群なので是非、Hi-uniを使ってみてください!
0.7mmは残念ながらHi-uniのラインナップに無いので、uniナノダイヤを使いました。
1.基準線(0.3mm・HB):三菱鉛筆 替芯 Hi-uni
基準線(補助線)は下書きなので目立たないようにHBを選びました。
2.外形線(0.7mm・2B):三菱鉛筆 替芯 uni
柱・外壁・断面図の外形、建築物の断面線がはっきりわかるように2Bを使いました。
0.9mmのシャープペンを使うなら、こちらがおすすめです。
3.メイン(0.5mm・B):三菱鉛筆 替芯 Hi-uni
筆圧が強い方なのでメインの作図はBでした。
2Bだと線が濃く、外形線(0.7mm・2B)とのメリハリが無く、見栄えも悪くなってしまうのでBにしました。
筆圧があまり無い方は、次の2B(Hi-uni)で良いと思います。
4.記述・室名・補足記入(0.5mm・2B):三菱鉛筆 Hi-uni
0.5mmの鉄板商品です!人気商品なので9月以降、品薄になる場合があります。
早いうちにストックしておくと良いですね。
5.植栽・影(1.3mm・HB):ぺんてる マークシート
濃度が薄いHBで植栽、影絵を薄く描くことで断面線とのメリハリが効いて図面の印象が良くなります。
消しゴム
消しゴムは次の3種類を使用しました。
用途 | 製品名 |
メイン | トンボ鉛筆 消しゴム MONO モノダストキャッチ |
線・壁際 | ぺんてる ホルダー消しゴム クリックイレーザー |
細かい部分 | トンボ鉛筆 消しゴム MONO モノゼロ 丸型 |
メインの消しゴム、トンボ鉛筆のモノダストキャッチは消しクズがまとまって綺麗に消せる上、消しクズが本体にくっ付くのでおすすめです。
また、消しクズが黒いので白い製図用紙のどこに消しクズが残っているか、上から見てもよくわかります。
消しゴムを落としても拾わなくて済むように、モノダストキャッチを3分割にカットして使っていました。
線、壁際を消すときはぺんてるのホルダー消しゴムを使用します。細長い線を長方形のヘリ(角)を使って消すのに便利です。
細かい部分の方は、トンボ鉛筆のモノゼロ(丸型)を活用しました。
モノゼロは"角型"もありますのでそこは好みでどうぞ。
製図勉強の前半は、作図に慣れていないので手戻りが多く、モノダストキャッチをたくさん使うと思います。
後半からは、図面が描けるようになりますので今度は、ホルダー消しゴムとモノゼロを多用するようになります。
バンコ 三角定規45°テンプレートプラス
作図スピードアップに必要不可欠なアイテムです!これだけは、絶対に持っておきたい1品。
毎年のことながら、最終的には受験生のほとんど全員が持つようになります。
テンプレートと三角定規が一体となっており、道具の持ち替えが無いので作図時間の大幅な短縮に繋がります。
最初の作図段階で基準線、柱を描く際、威力を発揮します。
注意ポイント
あるブログでは、目盛・よく使うテンプレート部分に目印を付けると良いと書かれていますが、現在は目印マークを付けることが禁止されていますのでご注意ください。
また、本試験当日にバンコ使用禁止される可能性がありますので別途、三角スケールとテンプレート、大きめの直角三角定規を必ず用意しておいてください。
メーカー(バンコ)も使用禁止に備えて予備テンプレートを持参するよう、案内しています。
バンコの他にTAKARA(タカラ)のテンプレート三角定規があります。
長期コースに通っていた先輩はこちらを使っていました。
先輩曰く、TAKARAはバンコより一回り小さいので小回りが利いてテンプレートの持ち替えがほとんど無いそうです。
また、スケール1/100、1/200、1/400まで付いているのでエスキスでも使えるし、勾配の目盛も付いており、使い勝手が非常に良いと好評でした。
ただ、基準線と寸法線を描くには三角定規の大きさが足りないので別途、大きめ(45cmほど)の直角三角定規を用意しておく必要があります。
これも個人の好みなので気に入った方を選ぶと良いと思います。
保険用(代替品):テンプレート・三角スケール・直角三角定規
バンコ 三角定規45°テンプレートプラスが使用禁止された場合の保険用です。
バンコ、またはTAKARAを使うなら、保険用として代替品を絶対持っておきましょう。
三角定規
ウチダの三角定規は、20cmと小さめで小回りが利くのでおすすめです。
内壁を描くときに活躍します。
直角二等辺正三角と直角三角、2つセットになっていますが、使うのは直角二等辺三角の定規です。
直角三角は使いません。
付属のつまみ長さが全然足りないので百均のフックを三角定規の中央に取り付けて使いました。
コンパス・円テンプレート
円を描くときに使用します。
毎回、コンパスで寸法調整をするのが面倒なので円テンプレートを使っていました。笑
テンプレートに指定寸法が無いときはコンパスを使用する感じですね。
勾配定規
ステッドラーの15cmを使用しました。20cmの商品もありますが、実際に描く断面図サイズからすると15cmで十分です。
この道具を使うかどうかは課題によります。
資格学校の課題では、何回か使用したものの、本試験では勾配屋根の指定が無く、出番はありませんでした。
製図用ブラシ(刷毛)
Amazonで一番安かったウチダの製図用ブラシを使っていました。
製図用ブラシのメーカーは何でも良いです。
使用頻度は低いですが、これが無いと図面が汚くなりますので持っておきたい一品です。
ドラフティングテープ
コンパクトで携帯性に優れており、高品質の3Mのドラフティングテープを使っていました。
マスキングテープでも良いですし、何でも良いですね。
ただ、粘着性が強いとテープのノリが製図板に残って汚れてしまいますので注意です。
電卓
(左:本番用 右:予備用)
電卓は何でも良いのですが、安い電卓は壊れやすいので避けたほうが良いです。
できれば、次のスペックが揃っていると心強いですね。
電卓の推奨スペック
- [MR][M-][M+]機能付き
- [√(ルート)]機能付き
- ディスプレイ部分が大きく数字が見やすい
- ボタンが大きく、ストロークも深くて押しやすい
[MR][M-][M+]機能付きがあれば、面積計算が正確に早くできますし、計算ミスが減ります。
計算方法については後述します。
また、[√(ルート)]機能があると、無柱大空間や屋外施設の要求面積に対し、正方形プランを立てたときに必要な数値が算出できますので意外と便利なんですよね。
僕の場合、実務でも使いますので予備用も含めてハイエンドモデルを2つ購入しました。
「RM」「M-」「M+」機能の使い方
〈計算例〉
42×21 + 35×14 - 7×7 = 1323
〈電卓操作〉
[42][×][21][M+]
[35][×][14][M+]
[7][×][7][M-][MR]
こんな感じで面積計算を一度にまとめて計算することができますので便利ですよ。
早いうちに使いこなせるようになると武器になります。
ストップウォッチ
作図練習で作図段階ごとに時間を記録するためにスプリットタイム機能付きのストップウォッチを使っていました。
ストップウォッチの他、時計でも何でも良いですが、自分が設定した時間配分を常に把握できることが大事です。
注意ポイント
アラーム等音の機能があるものは使用不可となっていますので気をつけてください。
ヘキサスケール(15cm)
エスキスのときに使用します。
1/100、1/200、1/400、と必要なスケールが揃っており、三角スケールと違って平らなので目盛が見やすいです。
10cmや30cmがありますが、15cmが一番使いやすいです。
蛍光ペン(ノック式)
課題文の読み取りで使用します。
蓋が無く、ノック式なのでワンプッシュでペン先の出し入れができます。
蓋の取り外し手間が省けますし、試験中に蓋を落としてしまう心配もありません。
フリクションボールノック・カラーズ
フリクションボールノック
エスキスで使用します。
シャープペンでエスキスをやる人もいますが、修正するときに消しゴムに持ち替える手間を省きたく、また消しクズを出したくなかったのでフリクションを使いました。
以下の通り、フリクションボールノックを使い分けました。
ブルーブラック:プランニング(1/400)
オレンジ:PS・EPS・DS
黒と赤よりもブルーブラックとオレンジの方が映えてくっきり見えるので気に入っていました。
フリクションカラーズ
以下、フリクションカラーズの使用シーンです。
レッド:柱の位置(●)・無柱(×)
スカイブルー:開口部(窓)
柱と開口部の位置情報をプランニング(1/400)に落とすときに使います。
修正するときに消せるのでストレスがなくて良いですよ。
あると便利な道具
ここでは必須品ではないけど、あると便利な道具についてご紹介します。
ペンケース(ペン立て)
シャープペン等の持ち運びに便利です。
チャックを開いてそのまま、ペンケースを立てることができるので昼休み等のスキマ時間にさっと作図・エスキスの練習ができます。
2つ買って作図道具とエスキス道具をそれぞれ収納して使い分けていました。
滑り止め
作図するときに製図板が滑らないように机上に敷きます。
クラスメイトは製図板のスタンド(脚)に巻きつけていましたね。
注意ポイント
2016年に一度、禁止されたことがあります。
現在は使用できますが、必ず試験元のホームページ「b 携行できるもの」で使用可否を確認してください。
また、本試験当日に使用禁止される可能性もありますのでご留意ください。
収納ケース A2
製図用紙を持ち運ぶために使います。
製図板用バック(キャリーバッグ)の中に製図用紙を一緒に入れても良いですが、中身がごちゃごちゃになってしまうので使い分けるためにこちらの収納ケースを使っていました。
資料整理
リヒトラブ クリヤーブック A2 20ポケット
講師が添削した図面をいつでも見直せるようにA2ファイルに収納して整理しました。
8月初めと9月末時点の図面を見比べると成長を実感できてモチベーションが上がりますよ♪
クリアホルダーA2
宿題で描いた図面をクリアホルダーに入れて持ち運びしていました。
新しい製図用紙と描いた図面同士が擦れて汚れてしまうのがイヤ!という方はクリアホルダーがあると便利ですよ。
A3クリアブック
課題・配布資料を収納するために使用します。
クリアホルダー A3判
講義回ごとの課題を整理するのに使用します。
総合資格学院でオリ①、オリ②、…と課題回ごとに課題を分けて収納しました。
講師に「先週の課題を出して〜」と言われたときにサッとスポットですぐ取り出せるのでおすすめです。
製図勉強
ノートは、5mm方眼罫のA4サイズがおすすめです。5mm方眼が一番馴染むので使いやすいですね。
資格学校の講義、講師からのアドバイスなどメモするために使用します。
ノートを活用した勉強方法については、コチラにまとめています。
パーツトレーニング・エスキス練習
1枚ずつ綺麗に剥がせますので電車の中、昼休みなどのスキマ時間にパーツトレ、エスキス練習にうってつけのアイテムです。
用紙が5mm方眼になっていますのでスケール感を持って描けます。
また、方眼ラインの色も薄い色なので気が散ることなく描く事ができますのでおすすめです。
作図タイムトライアル
パーツトレ・断面図のタイムトライアルで使いました。
断面図を15分間で仕上げる時間感覚を身体に覚えさせるためです。
注意ポイント
音が出るので本試験では使わないでください。(使用禁止されています)
資格学校でも使うのは控えておいたほうが良さそうです(^_^;)
自習のときにご利用ください。
使わなかった道具
ここでは、買ってみたものの合わなかったり、使うことが無かった道具です。
シャープペン
ステッドラー シャーペン
ペンの重さが合わなかったので使いませんでした。
当時、クラスメイトの1/3がステッドラーを使用していました。
ここは相性の問題なので実際試してみて比較してください。
植栽・影絵用:三菱鉛筆 シャープペン フィールド 2.0mm
植栽・影絵を描くために買ったのですが、意外と太いのでバランスを考えて途中から使わなくなりました。
ビートルマーカー
ペン先がカブトムシの形をしているのでビートルマーカーと呼ばれています。
1つのペンでくるっと回転させるだけで2色の色分けができます。
更に黄色とピンクを重ねるとオレンジになるので実質、3色が使えちゃうんですよね。
長期コースに通っていた先輩に勧められて使ってみたものの、なかなか慣れなくて使わなくなりました。
バンコ テンプレートスタンド
テンプレートや三角定規を立てるものです。
机上のスペースを取るので止めました。
超特大テンプレート円定規
MAX直径19mの円が描けます。笑
資格学校の課題でバカでかい円を要求されたことがあり、コンパスで描くのが面倒で買ったものです。
(どれだけコンパス嫌いなんだ…笑)
結局、本試験では出番ありませんでした。笑
字消版
一応買ってみたものの、全く使うことありませんでした。
細かい部分はトンボ鉛筆のモノゼロ(丸型)で十分です。
番外編|合格後の思い出に
リヒトラブ クリヤーブックに本試験の問題用紙・エスキス・復元図面、これまでの課題で出来が良かったものを収納しています。
今となっては合格後の思い出であり、宝物ですね。
今でもタワーペンスタンドを使っています。
スリムで場所を取らないし、たくさんのペンが収納できるので結構、便利なんですよね。
製図勉強・本試験で使用した電卓は、実務でも愛用しています。
予備用の電卓は、嫁が家計簿の計算に使っています。笑
辛い製図勉強を共にした道具は愛着が湧いて手放せませんね。
おわりに
以上、製図道具についておすすめポイントや注意点、コレがあると便利なアイテムなどをご紹介しました。
いかがでしょうか。
道具は2セット以上買うべし!
道具は予備用を含めて必ず2セット以上、買いましょう!
理由は、突然壊れるからです!
僕の経験ですが、模擬試験のときにシャープペンが突然、壊れて芯が固定できなくなったんですよね。
チャックリングと呼ばれる、芯を送り出す締めリングが壊れたみたいで芯を出しても描くときに芯が引っ込んでしまい、全然描けません。
もし、これが本試験だったら・・・と思うとゾッとしませんか?
こういった最悪な事態も想定して道具は常に予備を確保しておきましょう!
自分に合った道具を見つけよう!
製図道具に関しては、相性がありますのでまず、試してみる!これに尽きます。
お金はかかりますが、合格するためにも必要な投資です。
道具代をケチらない!
自分に合った最高の道具を見つける!
品質にこだわること!
本試験では最高の道具を揃えて臨むことが出来たからこそ、合格できました。
どんどん試してみて自分に合った道具を是非、見つけてください。
本記事の内容が道具選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
応援しています!