パパ魂(Twitter@Daddy_soul11)です。
「一級建築士試験」受験1年目の学科試験は、独学で挑みましたが、マークミスで1点足りず不合格でした。
"ビリケツくん" から教わった勉強方法を実践して最初は順調だったのですが、試験直前の不安から謎の迷走に陥り、一気に勉強リズムが狂ってしまいました。
何をやらかしたのかというと、、、
- 模擬試験の復習ばかりやっていた
- ノートまとめに時間をかけていた
「一級建築士試験」学科試験の勉強で「唯一やらかした失敗」でした。
ただ、この「失敗」があったからこそ、「正しい勉強方法」とは何なのか。
改めて気付かされたからこそ、学科2年目は「正しい勉強方法」を実践して合格できたのです。
なぜ、学科1年目は失敗してしまったのか。
学科試験に一度落ちた僕だからこそ分かる、初受験生が気をつけるべきこと等、含めてお話したいと思います。
本記事で伝えたいこと
-
- 初受験生が気をつけるべきこと
- 「間違った勉強」をしていませんか?
- 「正しい勉強方法」とは
本記事を読んでほしい人
-
- 「一級建築士試験」学科試験を受ける方
- 初受験生
本記事の内容に関しては「一級建築士試験」学科試験に合格した人の受験体験談という位置付けでお読みいただければ幸いです。
学科試験1年目の結果
僕の学科試験1年目の結果です。
初受験は2018年(平成30年)でした。
自己採点で91点だったのですが、まさかのマークミスで90点でした。
さらに追い打ちをかけるように合格基準点の上方修正(90点→91点)で不合格です。
重要な試験でマークミスをやらかして落ちるなんて…間抜けですよね…(泣)
学科試験の勉強スケジュール
独学で取り組んだ勉強スケジュールです。
ビリケツくんの勉強会でオススメされた以下のスケジュールに沿って1科目ずつ攻略しながら勉強を進めました。
- 年末までに「法規」「施工」を攻略
- 2月末までに「計画」「環境設備」を攻略
- GW明けまでに「構造」を攻略
- GW明けから「過去問スーパー7」で試験形式の勉強を始めて時間配分を掴む
- 本試験直前の1ヶ月間で過去問15年分を全て解き直す
5月まではスケジュール通り!順調!!
「法規」→「施工」→「計画」→「環境設備」の順に攻略していきました。
3月に初めて模試を受けたのですが、「構造」を除いて4科目の結果が良かったです。
計画 | 14点 |
環境設備 | 14点 |
法規 | 26点 |
構造 | 9点 |
施工 | 21点 |
合計 | 84点 |
この時点では、まだ「構造」の勉強に着手していませんでしたので「構造」の点数が悲惨ですが…(^_^;)
過去問中心の問題だったとはいえ、初受験生であり、3月の時点で80点台。
「構造」を除いて他の4科目は、本試験で求められる理想の点数配分でした。
嬉しくて師匠ビリケツくんに報告したほどです。ビリケツくんのブログでも紹介されたました。
それ以降、勉強の調子も上がり、4月の模試では初めて90点に到達し、5月の模試でも90点台。
ここまで勉強の進捗はとても順調でした。
6月の模擬試験でリズムが崩れる
6月に入ってTACの学科公開模試を受けたのですが、これが勉強リズムを崩してしまったキッカケとなりました。
全く手応えがなく、結果も80点台。本試験まで残り1ヶ月半。
このままではヤバい!!と焦ってしまい、いつもなら模試の分析で復習を終わらせるのですが、この時は正解も含めて1問1問ずつ、細かい部分まで復習をしてしまいました。
模試の解説内容も総合資格の内容と少し違います。
学校が違うと問題の解説内容やニュアンスが異なるのも当然です。
しかし、模試の結果が報われなかった僕にとってこの解説内容から、更に不安な気持ちを掻き立てられてしまいました。
迷走!間違った勉強「ノートまとめ」泥沼にハマってしまう
模試の復習を続ければ続けるほど、どんどん不安が募っていきます。
すると今度は何故か、過去問で今まで解けていた問題の解説まで気になってしまい、解説内容のポイントを1つずつノートにまとめてしまうほど、迷走に陥ってしまいました。。
この「ノートまとめ」が大失敗でした・・・
本試験の1ヶ月前、6月にやることではありません。(※あくまでも個人見解です)
そもそも、解りやすく解説にまとめられているのに何でわざわざノートにまとめてしまったのだろうか。
直接、解説ページの余白に補足を書き込んだり、付箋を貼ったりすれば良いのに…
初受験の不安によるプレッシャーでしょうか。
不安な心理状態である故、正常な判断ができず、ノートまとめをすると安心感が湧いてきたんですよね。。
今思えば、この安心感に惑わされてしまったんだと思います。
こうして「ノートまとめ」に時間をかけてしまい、どんどん時間が過ぎてしまします。
完全に泥沼にハマってしまいました。。
追い込みで体調を崩す
「ノートまとめ」これは「勉強」になっているのだろうか?
「間違った勉強」になってないか?
気付き始めたのは7月に入ってからでした。このタイミングでやっと気が付いたんです。
慌てて過去15年分の復習を始めたのですが、時すでに遅し…
本試験まで時間があまり残っていない状況でもう修正が効く段階ではありませんでした。。
本試験直前は「体調管理」がとても大事です。
しかし、毎日夜遅くまで勉強を続けていたせいで本試験直前に体調を壊してしまいました。
本試験当日は、38度の熱を出してしまい、本領を発揮できないまま、学科試験1年目を終えました。
もし「正しい勉強」を続けていたら?
学科試験1年目は自己採点で91点。
総合資格学院の予想基準点をクリアしていたので製図試験の勉強に進みました。
しかし、9月の学科試験の合格発表日。
僕の受験番号がありませんでした・・・
一気に頭の中が真っ白になるわ、過酷な製図勉強で疲労が溜まっていたこともあり、気分が悪くなって吐き気が出てくるわ。笑
その日は全く仕事にならず、僕の様子に見かねた上司から早退を命じられました(泣)
呆然とした状態で帰路に就く中、ふと思い出します。
あの時、もし「正しい勉強」を続けていたら・・・結果は違っていたのかもしれない。
今も製図勉強をしていたはず。
予定通り10月に製図試験を受けていたはず。
ストレート合格できたかもしれない。
受験勉強が1年間で終われたはず。
考えれば、考えるほど悔しい気持ちがどんどん溢れてきました。
それほどマークミスで落ちたことが、とてもとても…
悔しかった!!
初受験生が気をつけるべきこと
「間違った勉強」をしていませんか?
学科試験の勉強は戦略が必要です。
7月の本試験に焦点を当てた上で今の勉強方法、これまでの勉強内容を今一度、振り返ってみてください。
これは「正しい勉強」なのか?
自問自答してみてください。
別記事にて「間違った勉強」について述べていますのでコチラも読んでみてください。
「正しい勉強方法」とは
ただ、過去問を解くのではなく、15年分の過去問をきちんと理解することです。
別記事でも何度も繰り返し伝えていますが、
「一級建築士試験」学科試験の勉強において大事なことは過去問を繰り返し何度も解くことです。
「反復」が重要!
「正しい勉強方法」について詳しくは下記の記事で紹介しています。
-
一級建築士試験|これなら学科試験に合格できる!オススメの勉強方法【令和5年度版(2023年受験)】
続きを見る
まとめ
- 初受験生が気をつけるべきこと
- 「間違った勉強」をしていませんか?
- 「正しい勉強方法」とは
以上、学科1年目に失敗したことです。
マークミスで1点足りなかったとはいえ、「間違った勉強」をせず「正しい勉強方法」を続けていれば、また違った結果だったのかもしれません。
こう言ってしまうと「タラレバ」ですが、この失敗のせいでまた1年間、勉強が長引いてしまったのでもったいなかったなと思っています。
だからこそ、今年受験される方は僕のような失敗をしてほしくないですね。
もうすぐ4月です。学科試験まで残り3ヶ月ですね。
繰り返しになりますが、「正しい勉強方法」を意識した上で残りの勉強時間を有意義に活用してください。
応援しています!