どうも、パパ魂(Twitter@Daddy_soul11)です。
「一級建築士試験」製図の勉強で
「課題読み取り」→「条件整理」・・・→「プランニング」、という流れでエスキスをやりますよね。
とはいえ、忙しい社会人の立場で平日にまとまった勉強時間を確保するのはなかなか大変です。
でもスキマ時間にできる勉強なら簡単に取り組めますよね。
- 通勤時間
- 始業前
- 昼休み
- 移動時間
10分、20分程のちょっと空いた時間なら1日の中でも結構、あるものです。
そこで今回は『スキマ時間』を活用した【ドリル形式】勉強方法について紹介したいと思います。
本記事で伝えたいこと
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- 「オリジナル練習用紙」を活用しよう!
- 【ドリル形式】勉強方法!
- 『スキマ時間』を活用しよう!
本記事を読んでほしい人
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- 忙しくてエスキスの勉強ができない
- エスキスの復習方法がわからない
- プランニングの練習方法がわからない
本記事の信ぴょう性
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- 「オリジナル練習用紙」を活用した勉強方法でエスキス(プランニング)強化!
- 製図試験1発ストレート合格!
「オリジナル練習用紙」を活用しよう!
僕が作成した「オリジナル練習用紙」を提供します。
スパンの複数パターン(PDF)がありますので必要な枚数分を印刷して活用していただければと思います。
練習用紙 | スパン | 面積 | |
X方向 | Y 方向 | ||
① | 7m×6スパン | 7m×4スパン | 42m×28m |
② − 1 | 5スパン | 4スパン | フリー |
② − 2 | 6スパン | 4スパン | フリー |
② − 3 | 7スパン | 4スパン | フリー |
③ | 7m×6スパン | 6m×5スパン | 42m×30m |
④ | 6m×7スパン | 7m×4スパン | 42m×28m |
⑤ − 1 | 8m×5スパン | 6m×4スパン | 40m×24m |
⑤ − 2 | 8m×5スパン | 6m×5スパン | 40m×30m |
⑥ | 6スパン | 6m×4スパン | フリー×24m |
↑ 番号をクリックすると別タブで練習用紙が開きます
課題をドリル形式にしよう
- ドリル用ノートを用意する
- 課題用紙をA4サイズに縮小コピーする
- スパン割り・コア(階段・EV)を描く
どのようにドリル形式にするのか順に説明しますね。
ドリル用ノートを用意する
ノートはコクヨ キャンパスノート5mm方眼罫のA4サイズが断然オススメです。
課題用紙をA4サイズに縮小コピーする
著作権の都合で課題の中身を隠しています
講義や宿題でマーカーを引いた課題用紙(A2、またはA3)をA4サイズに縮小コピーします。
コピーしたものをノート見開きの左ページに貼ります。
ポイント
要求室の面積を書いておきましょう!(赤枠部分)
スパン割り・コア(階段・EV)を描く
資格学校の解答例と同じスパン割・コア(EV・階段)位置をノート見開きの右ページに描きます。
他のエスキスプランがあれば、複数の解答例を描いてもかまいません。
ドリル完成イメージ
はい!ドリルの完成です!
完成イメージとしてはこんな感じですね。
どうでしょうか。これなら簡単にサクッとドリルの作成ができると思いませんか?
ここでは、エスキス解答例が2パターンありますので練習用紙 ①(42m×28m)と ⑤−2(40m×30m)を使用します。
「オリジナル練習用紙」の使い方
先ほど紹介した、ドリルのエスキス解答例(42m×28m)の場合、練習用紙①(42m×28m)を使います。
X方向:7m×6スパン
Y方向:7m×4スパン
面積:42m×28m
コア(EV・階段)を描く
プランニングのヒントとして資格学校の解答例と同じコアの位置を描きます。
ポイント
最初はヒントとしてコアの位置を描きますが、プランニングのレベルが上がってきたらコアの位置を描かないでやってみましょう。
プランニング
練習用紙①(42m×29m)は3案×3のプランニングができるようになっています。
1階 | 2階 | その他 | |
案1 | |||
案2 | |||
案3 |
例えば、案1の2階がうまく納まらなかったら、案2へ。
案2でも納まらなかったり、1階の配置も変更することになったら、案2、案3へ。
こんな感じで手を止めること無く、プランニングできるように工夫しています。
変則スパン
解答例が変則スパンの場合は、練習用紙(②−1/②−2/②−3)を活用ください。
スキマ時間を活用しよう
A4サイズに縮小コピーした課題文は既にマーカー済み、要求室の面積も記入済みです。
これで課題文の読み取り、マーカー、要求室の面積記入、合計20〜30分を省けます。
あとは、オリジナル練習用紙をクリップボードなどに挟んでおけば、スキマ時間にすぐ取りかかることができます!
- 通勤時間
- 始業前
- 昼休み
- 移動時間
電車移動中でもノート(ドリル)とクリップボードを片手に持って立ちながら出来ます。
仕事が終わった後、ものすごく疲れている時でもドリル形式で1課題だけならハードルは下がりますよね。
1課題を解いてみて「やる気」スイッチが入ったらそのまま続けて勉強できますし、1課題解いてもどうしても集中できなかったら、その日はお休みしてもいいです。1課題だけでも解くことが大事です。
とにかく5分、10分のスキマ時間を活用する!
全く勉強しない日を無くすこと!
常にどこでも勉強することを意識してください。
繰り返しプランニングの練習をする!
資格学校の解答例に近づくまで繰り返しプランニングの練習をしてください。
解答例を覚えるのではなく、どのようにプランニングしていけば、納まるのか。
これを意識して繰り返し練習をしてください。
「反復」が重要です!
繰り返し、繰り返し、何度もやっていくと「あっ!!もしかして・・・」と自分の中で何かひらめいてくるんですよね。
「ひらめき=気付き」が身に付くことでエスキスが早くなります。
俗に言うゾーン体験でしょうか。
一気にエスキスができるようになると製図勉強が楽しくなります。笑
是非!この領域までたどり着いてください!
まとめ
まとめ
- オリジナル練習用紙を活用する
- 課題をドリル形式にする
- スキマ時間を活用する
どうでしょうか。
何度も伝えていますが、忙しい社会人の立場である以上、限られた勉強時間の中で学習効率を上げるための工夫はとても重要です!
他記事「資格学校の配布資料とエスキス用紙のまとめ方」もそうですし、本記事のスキマ時間を活用した【ドリル形式】の勉強方法もそうです。
やり方は人それぞれなので自分に合った勉強方法で取り組んでください。
とにかく工夫できることは積極的に取り組んで頂きたいと思います。
本記事の内容が勉強のヒントになれば幸いです。
製図受験生にとって大事な時期である8月!
乗り切っていきましょう!