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パパ魂(Twitter@Daddy_soul11)です。
今年、2020年5月からSBI証券で子供2人分のジュニアNISAを始めました。
詳しくは下記記事にて紹介しています。
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【法改正で大変お得な制度に!】SBI証券でジュニアNISAを始めました
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2020年5月から投資スタートし、7ヶ月経ちました。
ジュニアNISAの投資結果はどうなったのでしょうか。
そこで2020年のジュニアNISA運用成績を公開したいと思います。
ジュニアNISA運用成績
(2020年12月29日時点)
長女
投資額
保有証券
配当金
次女
投資額
保有証券
配当金
楽天・全米インデックス・ファンドの配当金はファンド内で再投資されるため、配当金はなし。
成績内訳(投資対象・銘柄)
長女 | 次女 | |
投資対象 | 米国ETF(+ 投資信託) | 投資信託 |
投資銘柄 | VTI(+ 楽天VTI) | 楽天VTI |
投資額 | 80万円 | 80万円 |
評価額 | 899,185円 | 901,581円 |
評価損益(円) | +99,185円 | +101,568円 |
評価損益(%) | +12.4% | +12.7% |
(2020年12月29日時点)
※VTI:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
※楽天VTI:楽天・全米株式インデックス・ファンド[楽天・バンガード・ファンド(全米株式)]
投資対象は長女は米国ETFで、次女は投資信託です。
2020年は米国株が絶好調だったこともあり、トータルリターンはどちらも非常に良い結果となりました。
僅差ですが、次女の楽天VTI(投資信託)の方が成績が良いですね。
これは手数料の差による結果です。
本家VTIの信託報酬は0.03%です。
楽天VTIの信託報酬(実質コスト)0.209%(※2020年12月時点)と比べると本家VTIの信託報酬は圧倒的に安いのですが、本家VTIはドル建ての購入が必要なので円から米ドルへの買付で為替手数料が発生します。
毎月の定期買付に備えて円からドルに替えるたびに為替手数料(スプレッド)がかかっていました。
メモ1
SBI証券の為替手数料
通貨 | スプレッド |
米ドル | 0.25円 |
1ドルあたり25銭(0.25円)の手数料がかかります。
100銭で1円ですね。
【例】
1ドル=100円の場合、100.25円(手数料:25銭)で1ドルに替えられることになります。
100ドル(1万円)分であれば、10,025円。(手数料:25円)
1万ドル(100万円)分であれば、1,002,500円(手数料:2,500円)
メモ2
投資信託の実質コストについては、なまずん(@gameoftheweak)さんのブログ記事「インデックスファンド比較・一覧」を参考にしました。
過去リターン・信託報酬、実質コスト、純資産総額など、詳しく解説されており、大変わかりやすい内容になっています。
長女の運用成績は本家VTIのETFを購入する際、この為替手数料の影響でパフォーマンスが下がってしまったんですね。
とはいえ、次女の成績(投資信託)の差は僅差なので許容範囲かなと思います。
ただ、12月の時点で長女のジュニアNISA投資可能枠が余ってしまいました・・・8,821円。
全ての非課税投資枠を使い切るために8,821円分の投資信託(楽天VTI)を購入しました。
このため、長女の保有証券に米国ETF(VTI)と投資信託(楽天VTI)が含まれています。
所感
本家VTIのデメリット
・非課税投資枠を全て使い切ることができない
・配当金の再投資がなかなかできない
・非課税枠内で再投資ができない
・管理が煩わしい(買付が面倒くさい)
・投資信託の方が効率的!
非課税投資枠を全て使い切ることができない
ETFは1株単位ずつしか購入できませんので投資信託のように毎月、一定額の拠出額で購入できません。
また、非課税投資枠80万円ピッタリ使い切ることもできません。
ETFだと12月に数千円の端数が余ります。(非課税投資枠が余る)
更に余った非課税投資枠は翌年に繰り越すことはできないのです。
先述したとおり、余った非課税投資枠を捨てるのはもったいないので投資信託で8,821円分の楽天VTIを購入しました。
配当金の再投資がなかなかできない
本家VTIは年4回、配当金が支払われるのですが、支払われた配当金の総額が基準値(VTI:1株分)を超えない限り購入することができません。
本家VTIの現在値が2020年12月の時点で190ドル台となっています。
近うちに200ドル台まで上がっていくと思います。
配当金がVTIの1株分(約2万円)貯まるまでまだまだ時間がかかりそうです。
非課税枠内で再投資ができない
ジュニアNISAの投資可能期間が終わった後、ETFからの配当金は非課税で再投資することができません。
※貯まった配当金は特定口座で再投資することになります。
これがETFのデメリットですね・・・
投資信託の方が効率的!
一方、投資信託の楽天VTIは配当金を非課税で自動的に再投資する仕組みになっています。
最初からわかっていたつもりですが、7ヶ月間投資してみて今思えば、ETFを購入するのは非効率だなぁと感じています。
とはいえ、ETFと投資信託の違いを学ぶことができたのでいい勉強になりました。
来年も引き続き、VTIに投資するのなら楽天VTI一択で良いかなというのが今回の感想です。
本家VTIより楽天VTIの方が成績が良かった!!
いつも参考にしているナザール(@investor_Nazal)さんのブログ記事「驚愕の真実!本家VTIより楽天VTIの方が儲かる!!」がTwitter界隈で話題となりました。
記事内容は、ETFの本家VTIと投資信託の楽天VTIはどちらがパフォーマンスが良いのか?
シミュレーション結果について詳しく解説されています。
結論としては、投資信託の楽天VTIの方がパフォーマンスが良い!儲かる!とのことです。
ジュニアNISAの運用成績を比較してみると、ナザールさんの分析結果とおり、楽天VTIのほうが成績が良い結果となりました。
まとめ
運用成績(2020年)
- 米国ETFの本家VTIよりも投資信託の楽天VTIの方が成績が良かった!
- ジュニアNISAで本家VTIはデメリットが多い!
- 楽天VTIはファンド内で配当金の再投資ができるので効率が良い!
- VTIに投資するのなら楽天VTI一択!
今年、2020年5月からジュニアNISAを始めました。
我が家は、80万円×子供2人分、非課税投資枠160万円分を全て使い切る!
ジュニアNISA1年目にしては、なかなか強気の投資だったと思います。
誤解のないように補足しておきますが、子供の教育費は全て投資に充てていません。
ざっくりですが、拠出した余剰資金から【現金:投資=6:4】となるようにポートフォリオを組んでいます。
子供の養育費で突発的に大きい支出が発生したときに備えて現金は余裕を持って確保しています。
2020年、ジュニアNISA1年目は、米国ETFと投資信託を両方購入したことで次のポイントを学ぶことができました。
・ETFで配当金を学ぶ
・投資信託で複利効果を学ぶ
子供の金融教育を兼ねてジュニアNISAを利用しているので子供たちが大きくなったら、ETFと投資信託の違いについて教えたいと思います。
来年、2021年も引き続きジュニアNISA投資をしていきます。
今年の反省点を踏まえて2021年のジュニアNISA運用方針、投資方法(投資ルール)を別記事にてご紹介したいと思います。
ジュニアNISAを始めるなら「SBI証券」一択!
ジュニアNISA投資にご興味を持たれましたら、まずジュニアNISA制度をしっかり理解した上でご利用ください。
ジュニアNISAで投資を始めるなら、「SBI証券」が断然オススメです!
楽天証券とSBI証券、どっちにしようか迷っているのであれば、SBI証券を選ぶことをオススメします。
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SBI証券でジュニアNISA口座を開設申請した流れについては下記の記事にまとめています。
-
SBI証券でジュニアNISA口座が開設されるまでの所要日数
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