現在、資格学校に通っている方は講義が終わった後、どうされていますか?
さっさと帰宅する人、自習室で勉強する人・・・色々いますよね。
当ブログの読者様からご質問をいただきました。
せっかくなので本記事にて僕の考えを回答させていただきます。
読者様からのご質問はこちら。
(前略)
受験1年目で総合資格学院に通っており、本講座とアウトプット強化講座を受けています。
パパ魂さんはアウトプット強化講座を受講されましたか?
講義が終わった後は自習で復習していますが、パパ魂さんは何をされていましたか?
パパ魂のご意見を伺えましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。
僕は受験2年目に総合資格学院のビクトリーコースに通いましたのでレギュラーコースは受けていません。
また、アウトプット強化講座も受けていません。
講義が終わった後の取り組み方については、優先順位を決めてやるべきです。
そこで本記事では、『資格学校の講義が終わった後の取り組み方」についてお話したいと思います。
また、アウトプット強化講座について個人的な考えも述べていきたいと思います。
※本記事は総合資格学院に通っている方向けの内容になりますので他の資格学校や独学の方は、参考までにお読み頂ければと思います。
本記事で伝えたいこと
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- 講義が終わった後の取り組み方
- 先に宿題を終わらせよう!
- 宿題の優先順位
本記事を読んでほしい人
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- 資格学校に通っている方
- これから通う予定の方
留意事項
本記事は個人の体験に基づいて述べていますので参考としてお読み頂ければ幸いです。
講義後は宿題をやろう!
当時、僕は講義が終わった後、真っ先に宿題をやりました。
理由は以下のとおり。
- 宿題を終わらせることで学習計画が立てやすくなる
- 自習(復習)時間をたくさん確保することが大事
- 宿題だけでは合格は難しい
では、1つずつ説明しますね。
宿題を終わらせることで学習計画が立てやすくなる
次回の講義まで1週間あります。
週の前半で宿題を全て終わらせることで学習計画が立てやすくなるからです。
もちろん、仕事の状況次第ではありますけど。
遅くとも水曜日までに宿題は全部終わらせておきたいですね。
自習(復習)時間をたくさん確保することが大事
宿題をやるのは当然ですが、一番大事なのは次回の講義までに自習(復習)時間を多く確保することです。
他記事で何度も伝えていますように「一級建築士試験」学科試験に合格するためには『15年分』の過去問を攻略することです。
過去問15年分となると、勉強時間が膨大になりますので自習・復習時間をたくさん確保しないと時間が全然足りません。
そのためにもさっさと宿題を終わらせるべき!ということです。
宿題だけでは合格は難しい
宿題だけで1週間を消化してしまうのはまずいですね。
宿題のほとんどが、講義範囲で構成されていますので1週間で1科目だけというのはかなり厳しいです。
繰り返しになりますが、宿題を早く終わらせて自習(復習)時間を多く確保することです。
宿題の優先順位
ここからは宿題の優先順位についてです。
最初にトライアルAをやる
トライアルテストAというのは、問題集(11年分の過去問を収録)の中から講義範囲の過去問に絞って問題を解きます。
講義が終わったら、最初にトライアルAに取り組むことをオススメします。
なぜなら、講義直後に講義範囲の過去問を解くことで理解度を更に高めることができるからです。
また、講義でインプットされた知識が体系的に整理される効果も期待できます。
大事なことなのでもう一度言いますが、講義が終わった後はトライアルAを解きましょう。
トライアルBはやらない
5科目の問題集(過去問)からバラエティに選定された問題がトライアルBです。
しかし、この数十問を解いたとしてもあまり効果は無いと思います。
個人的には無造作に選出されたような感じであまり重要性を感じませんでした。
トライアルAのように各分野ごとに1科目に集中して解くことが最も効果的です。
トライアルBは、答えを見ながら適当にマークしておけば良いと思いますよ。
とりあえず、さっさと片付けるという感じでOK。
予習ワークは目を通す程度でOK
講義前の基礎知識を習得するための宿題として「予習ワーク」というものがあります。
これはなるべくやり込まないほうが良いです。
理由は、テキスト中心の学習になっているからです。
答えを見ながらキーワードを埋めてテキストをざっと読み流す。
目を通す感じで良いと思います。
ちゃんと予習をやるなら、過去問を解くことです!
次回の講義内容の過去問(トライアルA)を解きましょう。
これが意外と効果があるんですよ。
予習で次回のトライアルAをやろう!
次回の宿題トライアルAを前倒しでやることをオススメします。
- 次回のトライアルAを解く
- 講義を受ける
- 再度トライアルAを解く
次回の講義範囲の過去問(トライアルA)を解いておくことで分からない問題を質問することができますし、基礎知識を固めることもできます。
そして講義後に再度トライアルAを解くことでより一層、理解度が高まります。
僕は当時、毎週このやり方で取り組んでいたのですが、学習効果は非常に大きかったです。
講義後の取り組みでオススメしないこと
ここからは、個人的にあまりオススメできないこと。
- テキスト読み直し
- 付箋・マーキング
- ノートまとめ
講義で理解して!!
講義が終わった後、自習室でテキストを読み返しながら復習したり、マーキング、付箋を貼ったり、またはノートまとめをしている人がいますよね。
そこは、講義で終わらせて!
講義で基礎知識を固め、疑問点などを講師に質問する!
全て講義で完結(解決)することです。
講義後、テキストにマーキングしたり、付箋をはったりノートにまとめるのは時間が勿体ないですね。
時間は限られていることを意識してください。
マーキングしたところを毎日読みますか?
付箋を貼って毎日チェックしますか?
テキスト一面にたくさんマーキングしている人がいましたが、テキストを読んだ方が早いんじゃないですかね(^_^;)
それよりも過去問をたくさん解いて1つでも過去問を攻略しておくことが重要だと思いますよ。
アウトプット強化講座は時間の無駄かも・・・
本講義が終わった後、2〜3時間ほどの問題演習が行われるカリキュラムがあります。
僕はこのアウトプット強化講座を受けていませんが、同じクラスの人にカリキュラム内容を見せてもらったことがあります。
現在はどんな内容なのかわかりませんが、当時は本講座では扱っていない内容や+αとして知識を補うための講座というような感じでしたね。
過去問ベースではなく、新規予想問題が多いので正直言ってあまり・・・有効な内容とは思えませんでした。
これを受ける時間があったら、宿題をさっさと片付けて過去問を解いた方が有効ではないでしょうか。
費用を払ってしまったとしても、今の学習状況によって見切りをつけることも必要かなと思います。
現時点で模擬試験の成績が良い(100点以上)、過去問はほぼ完璧に仕上げている状態で何もやることがなければ、アウトプット強化講座を続けてもいいと思いますが、そうでもない方は考え直した方が良いでしょう。
だって、、、あなたの合否結果なんて資格学校は何も保証してくれないのだから…
不合格の場合、一部返金とか来年度のサポートとか、そういうもの全然無いですからね。
おわりに|優先順位を意識して取り組もう
以上、『資格学校の講義後の取り組み方』について僕の考えを率直にお伝えしました。
一部、否定的な内容もありましたが、もし気を悪くされたらすみません。
誤解のないように言っておきますが、総合資格学院の教材は大変素晴らしいものばかりです。
ですが、勉強方法や教材の使い方を間違えると7月に残念な結果を迎えてしまいます。
勉強方法は人それぞれですが、この難解資格「一級建築士試験」に合格するためには常に優先順位を意識して「正しい勉強方法」で取り組む必要があります。
答えが無いのでなかなか難しいところですが、本記事が勉強の参考になれば幸いです。
応援しています!