どうも、パパ魂(Twitter@Daddy_soul11)です。
資格学校の課題でたくさんの想定設計条件が出てくると思います。
そして毎週、講座と宿題で図面を何枚も描いていくことになりますが、描いた図面は講師が毎回添削してくれます。
添削図面から、自分の作図ミス・エスキスで悪かったところ、間違っているところが明らかになると思います。
これを「ミスリスト」としてノートにまとめておくことをオススメします。
私見になりますが、学科試験と製図試験におけるノート作りの考え方が違います。
別記事でも伝えていますように学科勉強においてノート作りは"不要”というのが僕の考え方です。
しかし、製図試験の勉強は別です。
近年の製図試験は高度情報処理試験になっており、一発勝負である上、試験問題で求められるたくさんの条件等を全てクリアしないといけません。
本試験では誰でもミスをやらかします。
人間である以上、どうしてもミスは生じてしまうものです。
相対試験であるため、本試験では課題条件に合わせていかにミスをせず、精度の高い図面を描けるかどうか。
そのためにも普段の製図勉強から同じミスを繰り返さない!
その意識付けがとても重要であり、自分の現状レベルを整理するためにも「ミスリスト」を活用した勉強方法をオススメします。
そこで本記事では『ミスリストを活用した勉強方法』について紹介したいと思います。
本記事で伝えたいこと
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- 「ミスリスト」ノートの作り方
- 「ミスリスト」を活用した勉強方法
- 製図用紙の工夫ポイント
本記事を読んでほしい人
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- 製図の勉強方法を知りたい
- 作図・エスキスのミスを減らしたい
- 復習方法を知りたい
本記事の信ぴょう性
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- 「ミスリスト」から現状レベルを可視化した勉強方法として実践
- 製図試験に1発合格!
ノートはコクヨ キャンパスノート!
ノートは5mm方眼罫のA4サイズが断然オススメです。
勉強方法の1つとして学校の課題用紙(A2〜A3サイズ)をA4サイズに縮小コピーした上でノートに貼ってまとめたりしますのでA4サイズのノートがオススメです!
※この勉強方法については別記事で紹介します。
僕はコクヨのキャンパスノート(黒)を使っていました。
見た目が黒でカッコよく、中身もシンプルでとても使いやすかったです。
「ミスリスト」ノート作り方
「ミスリスト」ノート作り方を説明しますね。
製図用紙の工夫ポイント
まず、製図用紙の工夫ポイントです。
作図枚数をナンバリング
写真のように製図用紙の枠外(左上)に①、②、③・・・とナンバリングをします。
これからたくさんの図面を描いていくことになりますので添削してもらった図面が何枚目の図面なのか分かるようにナンバリングしておきます。
今まで何枚図面を描いたのか、数えるだけでもモチベーションの維持に繋がります。
作図時間を記録
〈柱・寸法〉→〈下書き〉→〈外・内壁〉・・・と各段階ごとの作図時間を記録しておきましょう。
自分の作図スピード次第ですが、課題文の作図条件(什器や部屋数など)、自分のエスキス精度によって作図時間が変動します。
この課題はなぜこんなにも作図時間がかかっているのか?
作図段取りに何か悪いところがあったのか?
原因の分析に繋がりますので各段階の作図時間を記録しておきましょう。
「作図」ミスリスト
※乱筆乱文、ご容赦ください
ナンバリングした図面ごとに講師の添削内容で良かったところ・悪かったところをノートにまとめます。
作図ミスしたところは二度と繰り返さない!
毎回、講義前にこの「作図」ミスリストを読み返して同じ作図ミスをしないように心掛けていました。
「エスキス」ミスリスト
※乱筆乱文、ご容赦ください
作図した図面と一緒にエスキス用紙も提出することがあります。
そのエスキス用紙に添削してくれることもあれば、図面にプランニングのアドバイスを記入してくれることもあります。
写真のように各課題のエスキス・プランニングで良かった・悪かったところをノートにまとめます。
毎回、講義前にこの「エスキス」ミスリストを読み返してエスキスのイメージトレーニングをしていました。
課題を繰り返し解けば、エスキスレベルは向上します。
ただ、ミスの内容を自分の言葉でノートにまとめておくと意識付けができます。
ノート作りはシンプルに!
「ミスリスト」ノートはあくまでも復習のためにまとめておくものです。
こだわったノート作りとならないように気をつけてください。
乱筆乱文でも自分が読めればいいのです!笑
製図勉強は時間が限られていますので時間を有効に活用することを心掛けてほしいと思います。
記述ノートは不要!
計画の要点記述(以下、記述)は資格学校の解答例を丸暗記するだけで十分です。
ノートにまとめる時間がもったいないです!
記述の練習方法としては重要な「キーワード」(構造・設備)を何度も紙に書いて覚える方法が良いと思います。
「架構形式 靭性 ラーメン架構」
「換気方式 全熱交換器 熱負荷の低減」
とこんな感じでキーワードだけ紙に書いて黙読しながら解答例を丸暗記しました。
TACは分かりませんが、総合資格学院も日建学院も記述解答例をまとめた冊子が配布されます。
総合資格学院の場合、去年は本試験の1週間前に〈基本課題S1〜オリ11〉の記述解答例をまとめた冊子が配布されました。
本試験直前はその冊子を使って記述の総復習ができますのでわざわざノートにまとめる必要は無いと思います。
添削する人も大変!
受験生が製図の勉強で大変なのは当然ですが、添削する講師だって大変です。
これから毎週、何十人も受講生の図面を添削しないといけません。
土日のクラスを受け持っている講師なんか、とても大変です!
繰り返し何度も同じミスをする受講生がいたら、添削する立場としてどんな気持ちになります?
添削する気が失せると思います。
僕の講師は「同じミスを繰り返す人には添削しない!」といつも言っていました。
自分のためにも同じミスは繰り返さないように心掛けてほしいと思います。
もちろん、宿題もちゃんと全部やりましょう!
添削が厳しい講師
担当講師の添削が厳しいと、図面が添削の赤ペンで真っ赤になって返されます。
真っ赤で返ってきたら、ラッキーですよ!!
なぜなら自分の悪いところをちゃんと見てくれているからです!
添削が厳しい講師に当たったら運が良かった!とポジティブに捉えましょうね。
補足しておきますが、いつも怒鳴りつけたり、理不尽なことばかり言ってきたり、受講生のやり方を真っ向に否定するような講師は最悪です。
精神的に辛くなり、勉強も続けられなくなります。
クラスを変えられる人は変えましょう。
最悪、転校も1つの手段です…
僕の場合、評判の良い講師の情報を集めていたので前もって担当営業さんに希望を出してクラス指定をしてもらいました。
すべての講師が受験生目線で真摯に対応してくれる人だったら良いですよね。
まとめ
「ミスリスト」ノート作り方
- オススメのノートはコクヨ キャンパスノートA4 5mm方眼羅
- 作図枚数をナンバリングする
- 作図時間を記録する
- ナンバリングした図面ごとに添削内容で良かった・悪かったところをノートにまとめる
- 各課題のエスキスで良かった・悪かったところをノートにまとめる
学科試験は問題の答えが1つだけです。
テキストと解説がありますのでノートにまとめなくても問題を繰り返し解くだけです。
しかし、製図試験は答えがありません。
答えが無く、製図の勉強はとても苦しいですよね。
ミスをまとめたり、可視化してミスを減らすことを意識した学習をしていくことがポイントだと思います。
勉強方法は人ぞれぞれなので自分が納得している方法であれば、それでいいと思います。
本記事の内容が勉強の参考になれば幸いです。
製図課題も発表されましたし、これから2ヶ月半ほど!
絶対合格する!という強い気持ちを持っていきましょう。
応援しています!