【一級建築士】おすすめの製図道具

受験体験記 設計製図試験

「一級建築士試験」製図試験に1発合格!8月の勉強内容と勉強時間

本日も製図勉強お疲れ様です!

8月は「一級建築士試験」製図初受験者にとって大事な時期でもあります!

この1ヶ月間の取り組み次第によっては9月以降、合否に大きく影響します!

 

初めて製図の勉強をする方は、作図記述エスキス製図課題の学習(法規・設備など)、やることがたくさんあります。

仕事しながら、製図勉強・・・とても大変ですよね。

そのためにも限られた勉強時間で工夫しながら勉強することがポイントです!

ビリケツくんの勉強会でも「初受験生は戦略が必要!」と言われました。

この戦略の中で勉強の優先順位というものがあります。

  1. 作図
  2. 記述
  3. エスキス

 

理由については後述しますが、8月は「作図」「記述」の勉強がとても重要です!

 

  • なぜ8月は作図と記述が重要なのか?
  • なぜエスキスは最後なのか?
  • 作図・記述・エスキスの勉強量の割合はどれぐらい?

 

本記事は『8月にやるべきこと(勉強内容と勉強時間)』について実体験を踏まえて紹介したいと思います。

本記事で伝えたいこと

    • 8月にやるべきこと
    • 製図初受験生は戦略が必要
    • 勉強の優先順位
    • 勉強量の割合

本記事を読んでほしい人

    • 製図初受験生
    • 8月にやるべきことを知りたい
    • 合格者の勉強時間を知りたい

本記事の信ぴょう性

    • 師匠ビリケツくんのブログでも紹介されている「正しい勉強方法」!
    • 正しい勉強方法で製図試験に1発!ストレート合格!!

 

留意事項

本記事の一部はビリケツくんのブログで紹介されているものです。

そのため、記事内容が重複している部分もありますが、この「正しい勉強方法」の信ぴょう性を証明するためにも個人の体験談に基づいて自分の考えを述べています。

製図勉強の参考程度に読んで頂ければ幸いです。

 

 

 

本試験までの勉強量の割合

次の勉強量の割合についてはビリケツくんのブログ、勉強会を通して参考にしたものです。

 

8月


作図4:記述4:エスキス2

講義時間を除いて週25時間の勉強時間だとしたら、

作図:10時間

記述:10時間

エスキス:5時間

目安としてこれぐらいになるかなと思います。

 

9月


作図2:記述2:エスキス6

講義時間を除いて週25時間の勉強時間だとしたら、

作図:5時間(宿題の作図1枚+1枚 or パーツトレーニング)

記述:5時間(宿題の記述+α)

エスキス:15時間

目安としてはこれぐらいでしょうか。

 

10月


作図1:記述1:エスキス8

講義時間を除いて週25時間の勉強時間だとしたら、

作図:2.5時間

記述:2.5時間

エスキス:20時間

 

実際は、その時の学習状況によって勉強量の割合が変わってくると思います。

 

他の勉強時間も必要!

ここで1つ注意です。

上記の勉強量の割合に「法規」「構造」「設備」の勉強時間が含まれていません。

今年の製図課題(法規・構造・設備)の勉強も必要です!

近年の製図試験では法規違反、重大な不適合がある場合、一発アウト(ランクⅣ)です。

これを絶対回避するためにも「法規」の勉強も重要です。

ですが、8月の勉強で作図記述を優先にやるべきです。

 

なぜ8月は作図と記述が大事なのか

それは、短期間で攻略することが不可能だからです!

 

作図は訓練である!

実務では、CADで図面を描くのに今どき手書きで図面一式を描くのはこの「一級建築士試験」だけです。

普段、扱っていない製図道具で図面一式を3時間以内に仕上げることは凡人にとって非常に大変な作業でもあります。

そして作図スピードは、短期間で速くなりません。

訓練=習熟」させる!

ひたすら描きまくって作図スピードを鍛えるしかないのです。

そのためにも8月、この1ヶ月間は毎日、作図練習をして作図時間3時間を切るようにならないと9月に大変な目に遭うことになります。

作図スピードアップのコツについてはコチラ

 

9月はエスキスの勉強に集中する必要がありますからね!

 

記述は長期暗記

学科試験の勉強を経験した方は良く分かっていると思いますが、暗記系は短期間で覚えることはほぼ不可能です。

製図試験の記述も覚える量が多く、短期間で覚えることはとても大変です。

そのため、8月の早い段階から記述の勉強も取り組む必要があります!

 

なぜエスキスは後回しなのか

毎年のことですが、8月この時期はどの資格学校も今年の製図課題について分析している最中であり、エスキス方針がまだ定まっていないことが多いです。

9月に入ると、ようやくエスキスの手順やルールなど資格学校の方針が定まってきます。

9月に入ったら嫌でもエスキス中心の勉強することになりますからね

 

最悪、8月と9月の指導方針がひっくり返ることもあります。

そのため、8月はエスキスの流れや自分のエスキス手順を掴む程度に勉強していくと良いと思います。

 

パパ魂はどのぐらい勉強したの?

ビリケツくん推奨の勉強量の割合で勉強スケジュールを計画していたのですが、実際どのぐらい勉強したのでしょうか。

製図試験の勉強もStudyplus(通称:スタプラ)というスマホアプリで記録していましたので学習状況を見てみましょう!

スタプラを活用した時間(学習)管理方法についてはコチラ

 

本試験(10月13日)までの勉強時間(月単位)

 

月単位の勉強時間

作図 記述 エスキス 製図基礎 月間
7月 2時間52分 0分 2時間53分 1時間33分 7時間18分
8月 54時間46分 14時間8分 32時間38分 6時間43分 212時間45分
9月 18時間28分 17時間49分 39時間44分 20時間45分 195時間21分
10月 5時間19分 16時間45分 22時間9分 3時間20分 65時間30分
Total 81時間25分 48時間42分 97時間24分 32時間21分 512時間54分

※月間勉強時間は講義・ビリケツくん勉強会などを含む

※製図基礎:法規・構造・設備の勉強

※10月は本試験(10月13日)までの勉強時間(12月8日の再試験に向けての勉強時間は含まない)

 

エスキスの勉強はビリケツくんの高速エスキス基礎テキスト(ドリル)の勉強時間も含めています。

10月の本試験まで約513時間、勉強しました!

 

勉強量の割合

作図 記述 エスキス
7月
8月
9月
10月
Total

10月の本試験までの勉強量の割合は、こんな感じでした。

学科試験の翌日からすぐ製図勉強をスタートしました。

 

8月は作図、9月はエスキスの割合が高いことが分かりますね。

8月は作図練習(パーツトレーニング)ばかりやっていたのですが、エスキスの基礎固めとして高速エスキス基礎テキストもたくさんやり込みました。

 

9月はビリケツくん推奨の勉強量の割合そのままです!

エスキスを中心に作図と記述もバランス良く学習しました。

 

10月は記述が弱かったので記述とエスキスをメインに仕上げていました。

結局、台風の影響で試験延期になりましたけどね(泣)

再試験(12月8日)までの勉強時間、勉強内容についてはまた別記事にて紹介したいと思います。

 

8月の勉強時間(週単位)

 

残業もあったので勉強時間にばらつきがありますが、8月のお盆から9月末までが勉強のピークでした。

 

8月の勉強時間(1日)

1日単位の勉強時間です。

どうでしょうか?

8月の平日はほとんど4時間以上、宿題の量も凄かったので夜中〜明け方まで勉強した日もありました。

ついに体調を壊してしまって1日だけ休んでしまいましたが、気合で治しましたよ。笑

それ以外は毎日勉強しましたね。

自分で言うのもあれですが、死にものぐるいで勉強しましたし、人生で一番努力した期間でもありました。

 

 

まとめ

8月にやるべきこと

  • 優先順位は「作図」→「記述」→「エスキス」
  • 製図課題の学習(法規・構造・設備)も重要!
  • 合格したければ必死に勉強するべし!

いかがでしょうか。

何だか精神論みたいな内容になってしまいました。笑

 

「一級建築士」になりたい!

家族のためにも一級建築士になる必要があったからこそ、その思い入れは人一倍強かったと思います。

受験を決意したきっかけについては下記の記事に紹介しています。

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合格して家族との時間を過ごしたい!という気持ちが強かったからこそ、過酷でしんどい製図勉強に耐えられたんだなと思います。

 

製図試験に合格した人はこれぐらい勉強している!

製図試験に合格するにはこれぐらい勉強しないといけない!

 

本記事を参考にして勉強のモチベーションを上げて頂ければ幸いです。

ただ、今年はコロナのこともありますので体調管理にも気を付けて欲しいと思います。

 

ファイトです!!

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