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学科試験

一級建築士試験|受験者必見!学科試験の挑み方と心構え

どうも、パパ魂(Twitter@Daddy_soul11)です。

 

一級建築士試験」学科試験当日は嫌でもめちゃくちゃ緊張します。

必死に勉強してきた人ほど、ものすごく緊張するものです。

ですが、前もって試験の「挑み方(解き方)」と「心構え」を決めておけば、多少は緊張が和らぐかもしれません。

 

そこで今回は、僕が実践した『学科試験当日の挑み方と心構え』についてご紹介したいと思います。

本記事で伝えたいこと

    • 学科試験当日の「挑み方」と「心構え

本記事を読んでほしい人

    • 「一級建築士試験」学科試験を受ける人
    • 初めて受験する人
    • どのように挑めばいいのか不安な人

本記事の信ぴょう性

    • 2回の学科受験、模擬試験を通して様々なシミュレーションを積み重ねて検証
    • 自己流の「挑み方」と「心構え」で学科試験に合格!

 

 

学科試験当日の挑み方

学科試験は5科目(計画・環境設備・法規・構造・施工)あり、範囲も広いです。

また、試験時間も6.5時間と長丁場となりますので試験の挑み方、解き方などの工夫も大事ですね。

 

全科目共通

1問に対し、どうアプローチしてジャッジしたのか?

常に出題者の意図を汲み取るイメージで検証するべし!!

    • 出題者と対話する
  • イメージを描き出す
  • 取りこぼしを減らす

 

最初にざっと全ての問題に目を通しておく
  • 計算問題、時間がかかりそうな問題は後回し
  • 1分以上なかなか答えが出せない問題はパス
  • 見たことが無い問題はパス
  • 全問全体をザックリ一通り解くことに集中する
    • 最初に13点取ることを目指す(全科目共通)
  • 見直しの時間を短縮するために正誤の理由を問題文に書く!(下線を引いておく)
  • 答えは問題番号の隣に書く
  • 後回し・パスした問題は後で解くときに目印になるように問題番号に○印を付けておく

 

見直し

絶対合っていると思い込んでいる問題こそ、ケアレスミスがあると思え!

答え確定の問題は解答の枝番号に◎を囲み、答え確定の目印として問題番号にチェック「レ」する。

答えを確定した問題は見直しをしない!

 

見直しは2科目まとめてやる!

全ての見直しが終わってからマーク記入するべし!

例えば、「計画」と「環境設備」であれば、2科目を解き終えて全ての見直しが終わってからマーク記入をするべきです。

見直しをしながらマーク記入しないこと!

集中が途切れるし、時間がどんどん過ぎてしまいます。

マークミスも起きやすくなりますのでオススメしません。

 

計画の1点をマークミスしました・・・

受験1年目のマークミス脱落者です・・・(泣)

 

時間配分に気をつけるべし!

本番はどうしても緊張しますのでマーク記入もいつも以上に時間がかかります。

時間配分にマーク記入〔5分間〕を見込んでおくと良いでしょう。

 

 

試験会場到着後

  • 教室・座席の状態を確認!
  • 空調(吹出口)・窓(日差し)の位置を確認!
  • トイレの場所を確認!
  • 教室↔トイレの移動時間を確認!

最低限の確認事項です。

試験準備が終わったら、ストレッチするなり、リラックスして待機しましょう。

スマホの電源を切って試験が終わるまで見ないようにします。

スマホを見ていると余計な情報が入って気持ちが乱れる恐れがあります

 

計画・環境設備(2時間)

先に「環境設備」を解く!

「計画」は難しく「環境設備」は得点源になりやすい一方、集中力が一番要るので先に「環境設備」を解く。

たまに「計画」と「環境設備」の難易度が逆転する年がありますので注意してください

 

環境設備

・問1は新規問題が出る!

・後半が簡単な問題が多いので想定内と思って落ち着いて解くべし

・計算問題は集中力が要るので最後にやる!

 

計画

・問1は必ず新問として出題されている。倫理問題なのでパスして最後に集中して考えながら解く

・実例は大体、消去法で枝2つに絞れる

・あとはよく問題を読んで違和感のある文章を読み取る!

 

トイレ休憩・見直し

2科目、全部解き終えたら一旦、トイレ休憩を取る!

トイレに行きながら、ストレッチしよう!

気持ちを切り替えて問題を全て読み直してケアレスミスが無いか、念入りにチェックする!

2時間もあるのでじっくり1つずつ見直す!

特に「環境設備」はケアレスミスが多い傾向になるので集中して見直すべき!

 

昼休憩(45分)

昼休憩は45分間しかありません。

この45分間の過ごし方後半戦のパフォーマンスに大きく影響します

15分間の食事で腹八分までとして炭水化物、糖分を補給する。

冷えピタを貼って頭を冷やしながら、20分間仮眠する!

次は時間の勝負となる、最重要科目の「法規」です。

少しでもいい状態で臨めるように努めましょう。

注意ポイント

「計画・環境設備」のことは忘れてください。出来が悪かったとしても、まだ試験は終わっていません。

次の科目に向けて集中しましょう。

また、昼休憩にスマホを見るのは止めたほうが良いと思います。

頭が疲れるだけですし、余計な情報が入って気持ちが乱れるだけです。

 

法規(1時間45分)

全部で30問なので1問あたり3分30秒以内に解く必要がある!

ただし、マーク記入時間、見直し15分間を考慮すると実質、1問あたり3分しかない!

 

問題の解き進め方

1. 法令集は引かずに解くことを前提として問題文を読む

ピンポイントで1つ選べればOK!次の問題にすすみます。

明らかにコレ!と間違っていない自信があれば他の枝は読まない。

時間が勿体ないので他の枝は見直しのとき時間に余裕があれば、読む

2. 枝を2つまで絞れたら、その2つを法令集を引いて確認する。

2〜3回引いても答えが導き出せなかったらパスして次の問題へ進む

3. 行き詰まったり、迷ったらパスして次の問題へ進む(特にNo.6〜9辺り)

  • 解かなくていい問題を5問見つける!
  • 確実に25点取れることに集中する!
  • 計算問題を除いて全部一通り解く(目標:1時間以内
  • 1時間30分間で計算問題を含め、25問を完璧に解く!
  • 残り10分間で解かなくていい5問の中から1問確実に正解を出す
  • 他4問は運任せ25%で1問正解し、計27点取る!!
  • 残り5分になったら、終わり!マーク記入をする。

マーク記入2分、マークチェックを含めて約3分かかるので残り5分になったら切り上げます。

慌ててマークすると絶対マークミスが出てしまいますので余裕をもって切り上げましょう!

 

 

構造・施工(2時間45分)

身体も頭も疲れて一番気が抜けやすい時間帯でもありますのでしっかり気を引き締めましょう!

気の緩みからケアレスミスが生じやすいので要注意です!

 

「計画」「環境設備」と同じ要領で問題を解きます。

  • 先に「施工」を済ませる
  • 「施工」を全て解き終えたら、トイレ休憩を取る
  • 「構造」は文章問題から進める(計算問題は時間がかかるので一番最後!)
  • 計算問題が終わったら「施工」から見直しに入る

 

 

試験前1週間

  • 試験前の1週間はできるだけまとめて仕事を休むべし
  • やむを得ず仕事する場合でも必ず定時で帰るべし
  • 職場から嫌われてもいいと割り切って試験を優先するべし
  • 睡眠時間は十分取るべし(最低6時間以上)

受験2年目は丸ごと1週間休みを取って毎日8時間勉強しました。

睡眠時間も7時間以上確保して体調管理に努めていました。

 

 

試験前日

  • 一切勉強しない(勉強するのは金曜日まで)
  • 試験会場の下見に行く
  • 銭湯に行ってリラックス
  • 焼き肉を食べる

受験1年目も2年目も同じ会場でしたが、下見はどっちも行きました。

下見って大事ですよ!

下見に行っておくことで当日は下見と同じルートで行くだけなので駅までの行き方や電車の乗り換えなどを確認するのに集中しなくて済みます。

小さな事かもしれませんが、当日はめちゃくちゃ緊張します。

あれこれ色々と気を配っていると疲れて集中力が持たないですからね!!

 

2年目はバスの時刻表が4日前に変わっていたことに気付いたので下見に行ってよかったですね!

 

試験日の1週間前にバスの時刻表が変わっていることも有り得ますので前日に必ず時刻表を再確認した方がいいですね!

 

 

試験当日(心構え)

  • ノート、テキスト等は絶対持っていかない
  • 当日はアウトプットするだけ
  • 唱える

 

勉強するのは前日まで!

当日はアウトプットのみ!

テキストやノートを持っていって当日にインプットするようなことはオススメしません!!

頭が疲れるし、混乱するだけです!

 

僕の場合、受験2年目は絶対落ちるわけにはいかないので当然、めちゃくちゃ緊張しました。

緊張していると時間が長く感じますよね。

そわそわして落ち着かないですし^^;

そんなときは今までやってきた勉強量の写真を見ながら唱えましょう。笑

「大丈夫、大丈夫。俺はできる!できる!こんなに死ぬほど勉強したんだ!できる!できる!」

試験会場に着いて最初の注意事項等説明までずーっと目をつぶって唱えていました。笑

 

今までの勉強量を写真に撮っておくと良いかもしれません。

きっと当日のお守りになりますよ。笑

 

 

最後に|自分を褒めてあげて

以上、僕が実践した『学科試験当日の挑み方と心構え』についてご紹介しました。

模擬試験を通して様々なシミュレーションを積み重ねて検証した、自己流の「挑み方」と「心構え」で学科試験を仕留めました!

こうやって試験に挑んだのか!と参考になれば幸いです。

 

繰り返しになりますが、当日はめちゃくちゃ緊張します。

それは必死に準備してきたからこそ、緊張するものです。

1年に1回しかない「一級建築士試験」学科勉強のためにたくさんの犠牲を払って勉強してきたと思います。

辛かったことでしょう。ただ、1つの物事に対し、必死に取り組んできたことは間違いなく人生の財産になります。

まず、ここまで頑張ってきた自分を褒め称えてあげてください。

 

本試験までの残り時間、体調管理を優先にお過ごしください!!

 

応援しています!!

 

当日の持ち物、おすすめアイテムについても記事にまとめていますのでどうぞご覧ください。

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