【一級建築士】おすすめの製図道具

一級建築士試験 学科試験

「一級建築士試験」学科試験|総合資格学院に通ってみて感じたこと!資格学校のメリット・デメリット

お疲れ様です。パパ魂(Twitter@Daddy_soul11)です。

「一級建築士試験」学科試験に向けて独学で勉強するか、資格学校に通うか、迷いますよね。

僕の場合、独学・資格学校両方経験しました

  • 受験1年目:独学
  • 受験2年目:資格学校(総合資格学院)

本記事では、受験2年目資格学校に通ってみて感じたこと資格学校(総合資格学院)のメリットデメリットについてお話したいと思います。

※本記事は総合資格学院の内容になりますので他の資格学校を検討している方は参考程度にお読みいただければと思います。

本記事で伝えたいこと

    • 資格学校(総合資格学院)のメリットデメリット
    • 資格学校に通っても結局は自分次第!

本記事を読んでほしい人

    • 「一級建築士試験」学科試験を受ける方
    • 資格学校(総合資格学院)のメリットデメリットを知りたい方
    • 資格学校に通学するか迷っている方

 

 

 

資格学校のメリット・デメリット

早速ですが、資格学校のメリットデメリットについてです。

メリット

  • 講師によるライブ講座が受けられるので緊張感が持てる
  • カリキュラム指導に沿って学習計画・管理ができる
  • 自分の順位・位置付けが把握できる
  • 様々なパターンの問題に触れることができる
  • モチベーション維持ができる
  • リアルタイムで講師に質問ができる
  • 勉強場所を確保できる

デメリット

  • 学費が非常に高い
  • カリキュラムと教材の量が半端ない
  • 勉強に遅れると付いていけなくなる
  • 講師の質に左右されやすい
  • 特別講座の勧誘がしつこい

それぞれ順に説明していきますね。

 

メリット

講師によるライブ講座が受けられるので緊張感が持てる

総合資格学院の講座は講師が教壇に立って指導します。

他の資格学校、例えば、日建学院の場合は映像講義の形式で進めるのですが、講座を映像で見るのと生で見るのは全然違います

実際、目の前に講師がいて講座を受けるというのは、いい意味で緊張感が持てると思います。

 

カリキュラムに沿って学習計画・管理ができる

本試験に向けて学校が学習指針を示してくれます

学習計画を立てることが苦手な方も学校のカリキュラムに沿って学習を進めることができます

また、5科目の充実した教材が入手できます。

個人的には、総合資格学院の教材が一番、完成度が非常に高いと思っています。

特に解説内容が大変わかりやすいのでオススメです。

 

自分の順位・位置付けが把握できる

毎週、講座開始前に先週の講座内容について達成度確認テストが行われます。

確認テストと言っても数十問程度の小テストです。

このテスト結果のクラス順位表が掲示されますので毎回、自分の成績、位置付けが把握できます

また、4回の模擬試験で全国の順位が分かります。

このように常に自分の実力がどの程度なのか、把握できるのがメリットですね。

 

様々なパターンの問題に触れることができる

講座開始前の達成度確認テストもそうですし、講座で解く演習問題もそうです。

本試験で出題された過去問をベースに作成された予想問題をたくさん解くことができます。

様々なパターンの問題に触れることで過去問を取りこぼすことなく、確実に得点できる力が身に付きます

ただし、過去に出題されたことのない新規予想問題もたくさんありますのでそこは注意ですね。

本試験で出題されるかどうかわからない新規予想問題よりも、過去問ベースの問題をしっかり押さえておくことがポイントです。

 

モチベーション維持ができる

先述しましたように毎回、自分の順位や位置付けを把握することができますので目標が立てやすくなります。

常に目標があることでモチベーション維持にも繋がります。

クラス内でライバルがいるとその人に負けたくない!という競争心が芽生えたりしますね。

また教務課の方から、ゲキを入れられたり、煽ってきたりしますので自分に対して危機感を与えてくれます。

 

リアルタイムで講師に質問ができる

分からないところがあれば、その場ですぐ講師に質問できるのがメリットですね。

独学だと分からない、理解できないところは自分で調べる必要があります。

調べても解決できないこともありますし、間違った解釈のまま、勉強を進めてしまうおそれもあります。

リアルタイムで質問できるのは資格学校の大きなメリットですね。

 

勉強場所を確保できる

校舎によりますが、総合資格学院には自習室個人ブースが設置されています。

僕の場合、自習室をよく利用していました。

たくさんの受講生が夜遅くまで利用していたので自分も勉強を頑張らなくては!という気持ちになりますのでいい刺激でした。

また、静かな環境で勉強したい、というときは個人ブースを利用しました。

この個人ブースに備えているPCには、収録された講義ビデオを視聴することもできます。

講座内容が理解できなかった、または仕事や風邪などで講座を欠席した場合は、個人ブースでビデオ視聴して補講することが可能です。

 

デメリット

学費が非常に高い

総合資格学院の場合、毎年学費が値上がりしており、学科試験対策講座だけで100万円近くします。

アウトプット強化講座を付けると軽く100万円を超えます。

(この強化講座、本当に要らないんですよね・・・)

とにかく学費が高すぎる!!これに尽きます。

僕が通っていた当時と比べて20万円(税込)も高くなっているんですよね…

独身の方でも若人にとって簡単に支払える金額ではありません。

また、家庭持ちの方は奥様、または旦那様の了承が必要ですし、とにかく金銭的負担がとても大きいです。

僕も当時、資格学校に通うために「嫁稟議」申請をしました。笑

学費が高いのは、悩ましい問題ですよね。

 

カリキュラムと教材の量が半端ない

講座で配布される教材、配布プリントが多いです。

毎回ファイリングしたり、整理しておかないと大量の教材で机周りが溢れてごちゃごちゃになります。

また、毎週出される宿題もかなり多いです。

宿題にどのくらい時間がかかるかと言いますと、体感的に週10〜15時間ほどでしょうか。

僕の場合、1週間のうち10時間以上は宿題で消化しました。

毎日、必死に宿題を片付けても翌週、また宿題が出る。。

これが毎週続くわけです。まだこんなに宿題が出るの?という感じですね。

宿題ばかり時間を割いてしまうと自習に充てられる時間が無くなりますね。

 

学科試験の勉強で一番大事なのは反復練習です。

宿題ばかり時間を取られて復習時間をちゃんと確保できるのか?というのが懸念事項ですね。

 

勉強に遅れると付いていけなくなる

とにかく講座のスピードがものすごく早いです。

また、先述しましたようにカリキュラムと教材の量が半端ないので仕事等で講座を欠席したり、宿題がなかなかできない状態が続くとどんどん遅れてしまいます。

周りとの差がどんどん広がっていくとモチベーションも下がり、やる気が下がってしまうおそれがありますのでそこは気をつけてほしいですね。

 

講師の質に左右されやすい

まず、講師が教えてくれることを期待しない方が良いです。

なぜなら講師のほとんどが、テキストを読むだけだからです。

(やる気のある良い講師もいますが、少人数かなと思います。)

講師がテキストを読むだけだとつまらないですし、眠くなりますよね。。

そういうときは適当に授業を聞きながら、先に宿題を片付けたり過去問を解くと良いと思います。

僕の場合、計画と環境設備、施工の講師はテキストを読むだけでした。

一方、法規の講師は法令集の引き方ポイントを実演しながら解説したり、線引きのコツを教えてくれました。

また、構造の講師はモノを例えながら、丁寧に構造力学の計算方法を解説してくれたんですよね。

このように校舎、クラスによって講師の質の差が大きいのです。

なので最初から講師には期待しない。

良い講師に巡り会えたら、ラッキー!と思う程度で受講されると良いかなと思います。

 

特別講座の勧誘がかなりしつこい

総合資格学院の場合、本講座とは別にGWや本試験直前に「特別対策講座」という有料オプションの講座があります。

本講座の学費を払っているのに追加費用を支払わなきゃいけないの!?って感じですよね。

特別講座を申し込まないと教務課からしつこく煽ってきます。

申し込んだ人、申し込んでいない人の名前が廊下に掲示されます。

当時、僕は特別講座を1つも申し込みませんでした。

因みにクラスの中で特別講座を申し込んでいないのは僕だけでした。笑

ビクトリーコースの中で唯一、僕だけ申し込み済[○]が1つもありませんでしたからね。

完全に浮いていましたね。笑

なぜなら、学科試験勉強において有料オプションの特別講座は必要無いからです。

特別講座については改めて別記事で詳しく説明したいと思います。

 

資格学校に通っても結局は自分次第!

資格学校に通えば、必ず合格できるのか?と言いますと、実際はそうでもないんですよね。

校舎によりますが、毎年クラスの7割以上が学科試験に落ちています

それじゃ、資格学校に通う意味が無いじゃん。。。

と、そう思うかもしれません。

「一級建築士試験」学科試験は、自己管理がしっかりできて、自分に厳しく出来る方は、独学で勉強を進めたほうが安上がりで済みます

しかし、建築業界となるとそう簡単に独学で進められない方もたくさんいるかと思います。

毎日の帰宅時間が深夜になるような超多忙な会社に勤めている方の場合、独学で1年間勉強を続けるモチベーションを維持していくのはかなり大変ですし、とても難しいと思います。

そこで資格学校のメリットを活用するのです。

  • 学習管理
  • モチベーション
  • 勉強環境

資格学校というのは、あくまでも"勉強環境を買う”に過ぎないのです。

あの膨大なカリキュラム・教材をしっかりこなした上で繰り返し復習を続けることができれば、学科試験に合格できます。

つまり、資格学校に通っても相当たる努力が求められます

最後は自分自身の努力次第ということです。

 

まとめ

メリット

  • 講師によるライブ講座が受けられるので緊張感が持てる
  • カリキュラム指導に沿って学習計画・管理ができる
  • 自分の順位・位置付けが把握できる
  • 様々なパターンの問題に触れることができる
  • モチベーション維持ができる
  • リアルタイムで講師に質問ができる
  • 勉強場所を確保できる

デメリット

  • 学費が非常に高い
  • カリキュラムと教材の量が半端ない
  • 勉強に遅れると付いていけなくなる
  • 講師の質に左右されやすい
  • 特別講座の勧誘がしつこい

以上、資格学校のメリットデメリットについてご紹介しました。

いかがでしょうか。

僕の場合、受験2年目に資格学校のメリットを活用して学科試験に合格することができたので資格学校に通ってよかったなと思っています。

詳しくは下記記事にまとめていますのでご覧ください。

「一級建築士試験」なぜ受験2年目は資格学校に通ったのか?《資格学校のメリットを活用!》

続きを見る

 

独学で勉強するか、資格学校に通うか。

繰り返しになりますが、資格学校に通っても最後は自分自身の努力次第です。

自分の勉強スタイルに合った方法を選んで頂ければと思います。

本記事の内容が参考になれば幸いです。

応援しています!

-一級建築士試験, 学科試験

Copyright© パパ魂@一級建築士 , 2024 All Rights Reserved.