お疲れ様です。パパ魂(Twitter@Daddy_soul11)です。
「一級建築士試験」学科試験対策として資格学校に通う方法がありますが、学費が高いですよね。
金銭的負担が大きいので独学で勉強しようか、迷う方もいることでしょう。
僕の場合、学科試験を2回受けた時、独学・資格学校、両方経験しました。
- 受験1年目:独学
- 受験2年目:資格学校(総合資格学院)
そこで本記事では、受験1年目に独学でやってみて感じたこと、独学のメリット・デメリットについてお話したいと思います。
本記事で伝えたいこと
-
- 独学のメリット・デメリット
- 独学の難しいところ
本記事を読んでほしい人
-
- 「一級建築士試験」学科試験を受ける方
- 独学のメリット・デメリットを知りたい方
- 独学で勉強するか、資格学校に通うか迷っている方
受験2年目に通った資格学校のメリット・デメリットについてはコチラにまとめています。
独学のメリット・デメリット
個人的に感じた独学のメリット・デメリットについて挙げます。
メリット
- 費用が安い
- 自分のペースで勉強ができる
- 勉強を始めるタイミングが自由
デメリット
- 自分で教材を用意する必要がある
- 徹底した自己管理(モチベーション維持)が必要
- 自分の位置付けが把握しにくい
- 分からないところを自分で調べなければならない
- 勉強場所を確保しなければならない
それぞれ順に説明していきますね。
メリット
費用が安い
独学で勉強する場合、かなり費用が安く抑えられます。
独学の最大のメリットですね。
僕が当時、独学でかかった費用は約26,400円ほどです。
- 教材1(問題集):7,000円(メルカリで購入)
- 教材2(過去問スーパー7):3,024円
- 教材3(構造力学):2,484円
- 法令集:3,024円
- 模擬試験(2回分):10,800円
※税込価格(当時の消費税:8%)
他、ノート・付せん等の文具を含めると3万円くらいでしょうか。
資格学校の学費が年々高くなっていくことを考慮すると、独学のほうが安上がりですね。
「自己管理」に自信がある方は、独学がオススメです。
自分のペースで勉強ができる
「独学 = 1人で勉強する」ことなので自分のペースでいつでも勉強ができます。
自宅、会社、カフェ、どこでも勉強ができます。
特に家庭持ちの方、子育て中の方で、資格学校に通う時間を確保することが難しい方もいますし、自分のペースで勉強する方が良いと考える方もいることでしょう。
ただし、「自己管理」ができないと逆にサボってしまったり、やる気を無くしていつの間にか勉強しなくなるパターンに陥りやすいので注意が必要です。
勉強を始めるタイミングが自由
自分のペースで勉強ができるので勉強を始めるタイミングも自由に決められます。
学科試験の3ヶ月前、4月から勉強を始めて合格した強者もいるほど。
このように受験を決意したら、すぐ勉強を始められます。
一方、資格学校に通学する場合は勉強を始めるタイミングが限られています。
学科試験の7〜8ヶ月前の秋頃(※)から講座が始まりますので学校のカリキュラムに合わせて勉強を始める方が多いかと思います。
(※学校によります。1月から講義が始まるところもあります。)
デメリット
自分で教材を用意する必要がある
資格学校に通う場合、学校で教材が配布されますので自分で用意する必要がありません。
しかし、独学だと自分で教材を用意する必要があります。
教材を用意するにあたって”問題集(過去問)”が最も重要です。
メルカリ等で古い過去問題集が入手できたらバッチリですが、売っているタイミングによってはなかなか入手できない可能性もあります。
独学で受験することを決意したら、いち早くメルカリ等で入手するようにしましょう。
オススメは総合資格学院の問題集(過去問)で4〜5年前の古い問題集です。
なぜ、4〜5年前の古い過去問がオススメなのか、理由は下記にまとめています。
徹底した自己管理(モチベーション維持)が必要
「モチベーション維持」、これが独学の難しいところです。
資格学校に通えば、学校のカリキュラムに沿って強制的に勉強することができます。
(やる気が無くなったり、諦めて途中から通わなくなる人は毎年たくさんいますけどね…)
しかし、独学となると”己との戦い”です。
自分に負けない!厳しく!甘やかさない!
このように徹底した自己管理ができないと合格は厳しいです。
自分の位置付けが把握しにくい
例えば総合資格学院の場合、毎週の小テストや4回の模擬試験が実施されますので毎回、自分の順位や学習状況の位置付けが把握できます。
更に学校のカリキュラムに沿って学習を進めることで本試験に向けての学習計画が立てやすくなります。
しかし、独学だと自分の実力や学習状況がどの位置にいるのか。
勉強の方向性は合っているのか。
独学は進捗状況の把握、自己分析が難しいのがデメリットです。
分からないところを自分で調べなければならない
「独学 = 先生につかず、独力で学ぶ」ことですから、当然分からないところは自力で解決しなければなりません。
資格学校だと分からないところがあれば、その場ですぐ講師に質問できるので解決して次へ進められます。
しかし、独学の場合は分からないところがあるとそこで勉強が止まってしまいます。
分からないところをネットで調べるだけでも時間も労力も…。
独学のデメリットですね。
どうしても解決できない場合は、思い切って捨ててしまうのもアリです。
僕もGoogle先生に聞いても解決できない問題はどんどん捨てていました。
勉強場所を確保しなければならない
自宅でも集中して勉強することができるなら問題ありませんが、自宅って誘惑が多いですよね。
テレビ、インターネット、PC、雑誌、漫画、等。
勉強の妨げになる誘惑がたくさんあります。
また、家庭持ちで小さなお子さんがいる方は自宅で勉強するのはなかなか難しいですよね。
僕も当時、3歳と0歳の子供がいましたのでとても自宅で勉強できる環境ではありませんでした。(泣)
資格学校に通えば、自習室や個人ブースなど勉強場所を確保できますが、独学となると勉強場所の確保が大変です。
カフェで勉強するとしても、毎週お金がどんどん飛んでいきます…(T_T)
なぜ受験1年目は独学にしたのか?
第一の理由は、家庭都合でした。
資格学校に通うと毎週日曜日に丸一日、僕が不在になりますし、嫁に育児と家事を任せることになります。
当時、二人目が誕生したばかりで嫁の負担も考慮するととても資格学校に通える状況ではありませんでした。
家庭と勉強を両立できる方法が、独学しかなかったのです。
独学の難しいところ
先述しましたように、独学の難しいところは自分の位置付けが把握しにくいこと。
受験1年目はこれが原因で失敗しました。。
個人的に感じた独学の最大のデメリットであり、本当に難しいところです。
詳しくは下記記事にまとめていますのでご覧ください。
-
「一級建築士試験」学科試験に不合格【1年目に失敗したこと】
続きを見る
まとめ
メリット
- 費用が安い
- 自分のペースで勉強ができる
- 勉強を始めるタイミングが自由
デメリット
- 自分で教材を用意する必要がある
- 徹底した自己管理(モチベーション維持)が必要
- 自分の位置付けが把握しにくい
- 分からないところを自分で調べなければならない
- 勉強場所を確保しなければならない
以上、独学のメリット・デメリットについてご紹介しました。
いかがでしょうか。
僕の場合、受験1年目に独学で挑みましたが、マークミスという大失敗大失敗をやらかして終わりました…。
これも実力です。
「正しい勉強方法」をちゃんと実践できていれば、合格できたはずです。
それこそ、独学のメリットを享受することができたと言えますよね。
ただ、失敗に終わってしまったとしても、受験1年目の知識が受験2年目の結果に繋がったわけですから、1年目の独学は無駄ではありませんでした。
独学で勉強するか、資格学校に通うか。
独学でも、資格学校に通っても最後は自分自身の努力次第です。
自分の勉強スタイルに合った方法を選んで頂ければと思います。
本記事の内容が参考になれば幸いです。
応援しています!